検索ルールの作成

パターンマッチングルールを作成すると、Output サービスで入力データを検査し、データコンテンツに応じて異なるフォームデザインを使用することができます。例えば、入力データ内に「mortgage」というテキストがある場合、Output サービスでは Mortgage.xdp という名前のフォームデザインを使用できます。また、入力データ内に「automobile」というテキストがある場合には AutomobileLoan.xdp という名前で保存されているフォームデザインを使用することもできます。次の図は、Output サービスが XML データファイルを処理し、様々なフォームデザインのいずれかを使用して PDF ファイルを生成する状況を示しています。

Output サービスでは、データセット内に複数のレコードが含まれており、各レコードがフォームデザインに対応しているドキュメントパッケージを生成できます。Output サービスは、複数のフォームデザインから成る 1 つのドキュメントを生成します。

パターンマッチングルールを定義するには、Output サービスが入力データ内を検索するための 1 つ以上のテキストパターンを定義します。定義したテキストパターンごとに、そのテキストパターンがデータ内で見つかった場合に使用するフォームデザインを指定します。テキストパターンが見つかると、Output サービスは対応するフォームデザインを使用して出力を生成します。例えば、「mortgage」というテキストパターンを使用する場合が考えられます。