PDFG ネットワークプリンターを使用した Distiller の呼び出し

Distiller サービスの CreatePDF2 操作は、開発者によるサービスの使用で説明されている方法のいずれかを使用して呼び出すことができます。PDFG ネットワークプリンター(IPP プリンター)を使用して、この操作に変換ジョブを送信することもできます。

PDFG ネットワークプリンタードライバーは、デスクトップでの他のプリンタードライバーと同様にインストールされます。ユーザーはデスクトップのあらゆるアプリケーションから、PDF Generator モジュールが提供する一元化された PDF 生成機能を利用できます。

PDFG ネットワークプリンターは、通常、次の手順で使用します。

  1. ユーザーが、印刷するドキュメントファイルを PDFG ネットワークプリンターに送信します。

  2. PDFG ネットワークプリンターは、送信されたファイルを PostScript ストリームに変換し、Internet Printing Protocol(IPP)を使用して、ストリームを Distiller サービスに送信します。

  3. Distiller サービスによって、ストリームが PDF に変換されます。この変換では、PDFG ネットワークプリンターの設定で指定されている Adobe PDF の設定が使用されます。

  4. Distiller サービスは、電子メールでユーザーに変換結果を送信します。また、変換結果を他の のサービスまたはプロセスに送信することもできます。この機能によって、PDFG ネットワークプリンターは実質的にエンドポイントの 1 つになります。

ユーザーが PDFG ネットワークプリンターで印刷できるようにするためには、管理者は、PDFG ネットワークプリンター用のクライアントインターフェイスを使用してユーザーのシステムを設定します。プリンタドライバーのインストールについて詳しくは、『LiveCycle のインストールおよびデプロイ』ドキュメントを参照してください。この機能の設定について詳しくは、LiveCycle 管理コンソールヘルプで、「PDFG ネットワークプリンターの設定」を参照してください)。