Oracle 11g のインストール時に作成されたデフォルトデータベースを使用しない場合は、Database Configuration Assistant ツールを使用して新しいデータベースを作成します。LiveCycle は、WebLogic、WebSphere および JBoss Application Server 上の Oracle 11g をサポートします。
注意: LiveCycle 用の Oracle データベースインスタンスの設定では、トランザクション処理用のテンプレートまたは一般処理用のテンプレートを使用することができます。データベースインスタンスの設定にカスタムデータベーステンプレートを使用する場合は、最低限のコンポーネントとして Oracle JVM および Enterprise Manager Repository を含める必要があります。
Oracle データベースを作成するときは次の手順を実行します。
LiveCycle アプリケーションからの永続データに応じてデータベースのサイズを増やせるようにユーザーのクォータを作成します。
UTF-8 エンコードのサポートを有効にします。
「Database Character Set」を「Unicode (AL32UTF8)」に、「National Character Set」を「AL16UTF16 (Unicode UTF-16 universal character set)」に設定します。
NLS_LENGTH_SEMANTICS を BYTE に設定します(必要な場合)。他の値を設定するとデータベースの初期化が失敗します。
「Transaction Processing」を使用して Oracle をインストールし、サーバーの接続モードを「Dedicated Processing」に設定する必要があります。
5.3.1 ユーザーアカウントと権限データベース上に新規ユーザーアカウントを作成し、次のシステム権限を割り当てます。
CREATE SEQUENCE
CREATE VIEW
UNLIMITED TABLESPACE
CREATE TABLE
CREATE CLUSTER
CREATE SESSION
重要: (WebLogic のみ)WebLogic と Oracle データベースを使用する場合は、データベースユーザー名の先頭の文字として数字を使用したり、ユーザー名にハイフン(-)を使用したりできません。この制限を守らないと、データベースは正常にブートストラップされません。
注意: ユーザー名は、AIX、Linux または Solaris 上にデプロイする場合は 8 文字以下に、Windows の場合は 12 文字以下にする必要があります。
アプリケーションサーバーでデータソースを設定する場合は、次の情報が必要です。
SID(サービス ID)
Oracle ユーザーアカウントのユーザー名とパスワード
データベースサーバーのホスト名または IP アドレス
Oracle リスナーポート番号(デフォルトのポートは 1521)
Oracle 11g の使用方法について詳しくは、該当するユーザーマニュアルを参照してください。
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