4.4 デフォルトグローバルタイムアウトの変更

エンドユーザーが LiveCycle に対して認証を行う手段としては、Workbench、LiveCycle Web アプリケーション、および、LiveCycle サーバーサービスを呼び出すカスタムアプリケーションがあります。グローバルタイムアウト設定を使用すると、再認証を要求されるまでにユーザーが(SAML ベースアサーションを使用して)LiveCycle とやり取りできる時間を指定することができます。デフォルト設定は 2 時間です。実稼働環境では、この時間を、設定可能な分単位の最小値に変更する必要があります。

4.4.1 再認証時間制限の最小化

  1. Web ブラウザーに次の URL を入力して管理コンソールにログインします。

            http://[host name]:[port]/adminui
  2. 設定/User Management/設定/既存の設定ファイルの読み込みと書き出しをクリックします。

  3. 書き出し」をクリックして、既存の LiveCycle の設定を含んだ config.xml ファイルを生成します。

  4. エディターで XML ファイルを開き、次のエントリを見つけます。

    <entry key="assertionValidityInMinutes" value="120"/>

  5. 値を 5(分単位)より大きい任意の数に変更し、ファイルを保存します。

  6. Administration Console で、既存の設定ファイルの読み込みと書き出しページに戻ります。

  7. 変更された config.xml ファイルへのパスを入力するか、「参照」をクリックしてこのファイルに移動します。

  8. 読み込み」をクリックし、変更された config.xml ファイルをアップロードして、「OK」をクリックします。