この節には、LiveCycle ソリューションに統合されるオペレーティングシステム、アプリケーションサーバーおよびデータベースに関するセキュリティ関連情報を記載しています。
このセクションにあるリンクを使用して、使用しているオペレーティングシステム、データベースおよびアプリケーションサーバーのベンダーに固有のセキュリティ情報を検索してください。
2.1.1 オペレーティングシステムのセキュリティ情報オペレーティングシステムを保護する際には、オペレーティングシステムのベンダーが挙げている対策を実装することを慎重に検討してください。この対策には、以下のものがあります。
ユーザー、ロール、権限を定義し、制御する
ログと監査記録を監視する
不要なサービスとアプリケーションを削除する
ファイルのバックアップを作成する
LiveCycle がサポートするオペレーティングシステムのセキュリティ情報については、次の表の資料を参照してください。
2.1.2 アプリケーションサーバーのセキュリティ情報アプリケーションサーバーを保護する際には、サーバーのベンダーが挙げている対策を実装することを慎重に検討してください。この対策には、以下のものがあります。
LiveCycle がサポートするアプリケーションサーバーのセキュリティ情報については、次の表の資料を参照してください。
2.1.3 データベースのセキュリティ情報データベースを保護する際には、データベースのベンダーが挙げている対策を実装することを慎重に検討してください。この対策には、以下のものがあります。
LiveCycle がサポートするデータベースのセキュリティ情報については、次の表の資料を参照してください。
次の表では、LiveCycle の設定プロセス中に開く必要のあるデフォルトポートについて説明します。https 経由で接続している場合、ポート情報と IP アドレス情報を適宜修正する必要があります。ポートの設定について詳しくは、使用しているアプリケーションサーバー版の『LiveCycle のインストールおよびデプロイ』ドキュメントを参照してください。
製品またはサービス
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ポート番号
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JBoss
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8080
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WebLogic
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7001
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WebLogic 管理対象サーバー
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設定時に管理者によって指定される
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WebSphere
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9060(Global Security が有効になっている場合、デフォルト SSL ポート値は 9043)
9080
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BAM サーバー
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7001
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SOAP
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8880
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MySQL
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3306
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Oracle
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1521
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DB2
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50000
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SQL Server
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1433
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LDAP
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LDAP サーバーを実行しているポート。デフォルトのポートは通常 389 です。ただし、SSL オプションを選択する場合、デフォルトのポートは通常 636 です。どのポートを指定するかは、LDAP の管理者に確認してください。
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2.1.4 デフォルト以外の HTTP ポートを使用するための JBoss の設定JBoss Application Server は、デフォルトの HTTP ポートとして 8080 を使用します。また、JBoss には事前設定のポート 8180、8280 および 8380 があり、これらは jboss-service.xml ファイルでコメントアウトされています。既にこのポートを使用しているアプリケーションがコンピューター上にある場合は、以下の手順に従って LiveCycle で使用するポートを変更してください。
jboss-service.xml ファイルをエディターで開きます。
JBoss 自動インストール:[JBoss root]/server/lc_turnkey/conf/
JBoss 手動インストール:[appserver root]/server/all/conf/
次の mbean を見つけてコメントを解除します。
<mbean code="org.jboss.services.binding.ServiceBindingManager"
name="jboss.system:service=ServiceBindingManager">
<attribute name="ServerName">ports-01</attribute>
<attribute name="StoreURL">${jboss.home.url}/docs/examples/binding-manager/sample-bindings.xml</attribute>
<attribute name="StoreFactoryClassName">
org.jboss.services.binding.XMLServicesStoreFactory
</attribute>
</mbean>
ファイルを保存して閉じます。
JBoss を再起動します。
これで、JBoss はポート 8180 を使用するように設定されました。8280 または 8380 を使用する必要がある場合は、次のいずれかの代替ポートを使用するように ServerName 属性値を変更します。
8280 の場合:ports-02
8380 の場合:ports-03
JBoss に事前設定されたポート番号以外のポート番号を設定する必要がある場合は、次の手順を実行してください。
[JBoss root](自動インストール)または [appserver root](JBoss 手動インストール)の deploy/jboss-web.deployer ファイルを見つけて開きます。
上の手順 2 に従って、mbean を見つけてコメントを解除します。
ServerName 値を使用するポート番号に変更します。
ファイルを保存して閉じます。
JBoss を再起動します。
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