この例は、(XML フォームオブジェクトモデルに含まれる)インスタンスマネージャーのプロパティを使用して、サブフォームに関する情報を実行時に取得する方法を示しています。
次のフォームでは、インスタンスマネージャーのスクリプティングプロパティを使用することにより、Subform1 に関する情報を 4 つのボタンで提供します。例えば、フォームの入力者が「最大値」ボタンをクリックすると、サポート対象の Subform1 のインスタンスの許可されている最大数を示すメッセージが表示されます。
count プロパティの値を出力するメッセージボックスのスクリプティング
次のスクリプトでは、messageBox メソッドを使用して count プロパティの値を出力します。
xfa.host.messageBox("The current number of Subform1 instances on the
form is:" + properties.Subform1.instanceManager.count, "Instance Manager
Properties",3);
次に示すように、アンダースコア(_)を使用してインスタンスマネージャーの count プロパティを参照することにより、このスクリプトを記述することもできます。
xfa.host.messageBox("The current number of Subform1 instances on the form
is: " + properties._Subform1.count, "Instance Manager Properties", 3);
サブフォームのインスタンスがフォーム上に存在しない場合、アンダースコア(_)は特に重要です。
max プロパティの値を出力するメッセージボックスのスクリプティング
次のスクリプトでは、messageBox メソッドを使用して max プロパティの値を出力します。
xfa.host.messageBox("The maximum number of instances allowed for Subform1
is: " + properties.Subform1.instanceManager.max, "Instance Manager
Properties", 3);
次に示すように、アンダースコア(_)を使用してインスタンスマネージャーの max プロパティを参照することにより、このスクリプトを記述することもできます。
xfa.host.messageBox("The maximum number of instances allowed for Subform1
is: " + properties._Subform1.max, "Instance Manager Properties", 3);
min プロパティの値を出力するメッセージボックスのスクリプティング
次のスクリプトでは、messageBox メソッドを使用して min プロパティの値を出力します。
xfa.host.messageBox("The minimum number of instances allowed for Subform1
is: " + properties.Subform1.instanceManager.min, "Instance Manager
Properties", 3);
次に示すように、アンダースコア(_)を使用してインスタンスマネージャーの min プロパティを参照することにより、このスクリプトを記述することもできます。
xfa.host.messageBox("The minimum number of instances allowed for Subform1
is: " + properties._Subform1.min, "Instance Manager Properties", 3);
subform プロパティの名前を出力するメッセージボックスのスクリプティング
次のスクリプトでは、messageBox メソッドを使用して subform プロパティの名前を出力します。
xfa.host.messageBox("The name of the subform using the instance manager name
property is: " + properties.Subform1.instanceManager.name +
".\n\nNote: This value is different than the value returned by the name
property for the Subform1 object." , "Instance Manager Properties", 3);
次に示すように、アンダースコア(_)を使用してインスタンスマネージャーの name プロパティを参照することにより、このスクリプトを記述することもできます。
xfa.host.messageBox("The name of the subform using the instance manager name
property is: " + properties._Subform1.name +
".\n\nNote: This value is different than the value returned by the name
property for the Subform1 object." , "Instance Manager Properties", 3);