Designer は Designer.xci ファイルに格納されたフォントマッピングテーブルを使って、使用できないフォントをコンピューター内にあるフォントに短時間で置き換えます。このテーブルには、フォントマッピングのためのデフォルトのエントリが複数含まれています。
Designer.xci ファイルはインストールディレクトリ内にあります。ただし Designer を起動するとすぐに、XCI ファイルはユーザーのディレクトリにコピーされます。
Designer.xci ファイルのフォントマッピングテーブルにあるデフォルトのエントリは変更できます。
構文<equate from='input_font_*_*' to='Designer_font_*_*' force="0"/>
パラメーター- input_font
- 入力 PDF ファイルで使用されているフォントの名前です。
- Designer_font
- コンピューターにインストールされているフォントの名前です。
- アスタリスク(*)
- ワイルドカード文字です。例えば、文字列 *Cour* は文字列 Cour を含むすべてのフォント名を指します。
- 疑問符(?)
- 単一文字ワイルドカードです。
- _*_*
- 太字属性と斜体属性です。最初のアンダースコアの後の有効な値は、*、normal および bold です。2 番目のアンダースコアの後の有効な値は、*、normal および italic です。
- force="0"
- システム内のフォントを検索して、フォントが使用できない場合にのみフォントマッピングを使用するように Designer に指示します。
- force="1"
- フォントがインストールされているかどうかに関わらずフォントをマッピングするように Designer に指示します。
例次の行は、Courier が使用できない場合に Courier フォントを Courier New にマップするように Designer に指示しています。
<equate from='Courier_*_*' to='Courier New_*_*' force="0"/>
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