リストの操作

リストは、レターテンプレートで単一のユニットとして使用できる、関連するコンテンツのグループです。任意の種類のコンテンツをリストに追加できます。リストは入れ子にすることもできます。リストモジュールは次のように指定できます。
  • 順序指定済み:Correspondence Creator 実行時に順序を変更できません。

  • オープン:順序を変更したり、モジュールをリストに追加したりできます。

リストを作成するときに、次のような種類を指定できます。
  • なし:追加のスタイルフォーマットはリストに適用されません。

  • 箇条書き記号:シンプルな箇条書きでリストがフォーマットされます。

  • 番号:標準(1、2、...)、大文字のローマ字(I、II、...)および小文字のローマ字(i、ii、...)の数字から選択できる番号付きリスト。

  • アルファベット:小文字(a、b、...)および大文字(A、B、...)から選択できるアルファベットのリスト。

  • カスタム:番号およびアルファベットのタイプや、プレフィックスおよびサフィックスの値を希望に応じて作成できます。

リストの作成

  1. アセットを管理ユーザーインターフェイスを開きます。ソリューションテンプレートとサンプルユーザーがインストールされていれば場合、http://<server>:<port>/lc/cm/manageassets.html にあるサンプルポータルにアクセスできます。適切な資格情報(ユーザー名 tgoldman およびパスワード password など)を使用してログインします。

  2. 新規リストをクリックするか、リストアセットを選択して「編集」をクリックします。

  3. リストの次の情報を指定します。

    • 名前:リストアセットの一意の名前を入力します。複数のアセット(テキスト、画像、条件またはリスト)の名前を同じにすることはできません。

    • 説明:アセットの説明を入力します。

    • カテゴリ:リストのカテゴリを選択します。カテゴリはシステム管理者が定義します。

    • サブカテゴリ:リストのサブカテゴリを選択します。サブカテゴリはシステム管理者が定義します。

    • データディクショナリ:接続先のデータディクショナリを選択します。レターと同じデータディクショナリを使用するアセット、またはデータディクショナリが割り当てられていないアセットのみを選択できます。データディクショナリをリストに割り当てると、レターテンプレートを作成するときに、適切なリストが見つけやすくなります。

    • コメント:オプションのコメントを入力します。既存のアセットを編集している場合、このボックスを使用して、編集の理由を示すことができます。

  4. OK」をクリックします。

  5. 新しいアセットを作成したり、既存のアセットを選択したりできます。右側のコンテンツライブラリウィンドウには、使用できる既存のリソースがすべて表示されます。必要なリソースをフィルターするには、適切なフィルター(テキスト、画層、リストまたは条件)を選択します。フィルターを選択しない場合、すべてのリソースが表示されます。また、基本検索および詳細検索の機能を使用して検索することもできます。

    フルサイズのグラフィックを表示
    リソースのサンプルリスト
  6. リストにアセットを追加するには、リソースウィンドウで「挿入」をクリックします。

  7. アセットはリストアイテムウィンドウに追加されます。

  8. リスト内のアセットの順序を変更するには、リストアセンブリウィンドウのアセットを選択し、矢印を使用してアセットを移動します。ユーザーが通信を作成ユーザーインターフェイスでレターテンプレートを開くと、ここで定義した順にコンテンツがアセンブルされます。

  9. ユーザーは「ライブラリアクセス」ボタンをクリックして、コンテンツライブラリのアセットを選択できます。

  10. 要求処理担当者が順序を変更できないようにリストのアセット順をロックするには、「順序をロック」をクリックします。このオプションを選択しない場合、要求処理担当者はリストアイテムの順序を変更できます。

  11. リスト内にある各アセットの実行時の動作を指定するには、次のオプションを選択します。
    • 編集可:このオプションを選択すると、通信を作成ユーザーインターフェイスでこのコンテンツを編集できます。

    • 必須:このオプションを選択すると、通信を作成ユーザーインターフェイスでコンテンツが必須となります。

    • 事前選択:このオプションを選択すると、通信を作成ユーザーインターフェイスでこのコンテンツは事前に選択されます。

    • 箇条書きと段落番号をスキップする:このオプションを選択すると、通信を作成ユーザーインターフェイスでこのコンテンツの箇条書きと段落番号はスキップされます。

    • インデント:リストの一部として選択した各モジュール/コンテンツのインデントレベルを変更できます。インデントはレベル単位で指定します(ゼロから始まります)。1 インデントレベルは、36 ポイントのパディングに対応します。

    • 複合:選択すると、複合段落番号が、外側の(親)リストのスタイルとそのリストのスタイルの組み合わせとして適用されます。この入れ子リストの複合段落番号は、この入れ子リストが外側のリストで表示される順序に基づきます。

    • リストスタイルを無視する:「複合段落番号」オプションをオフにすると、「リストスタイルを無視する」オプションが有効になります。このオプションを選択すると、入れ子リストのスタイルは無視され、段落番号は外側のリストから継続されます。そのため、入れ子リストのモジュールは、外側のリストの一部として扱われ、入れ子リストで指定したすべてのスタイルが無視されます。入れ子リストに対して「リストスタイルを無視する」オプションをオフにすると、入れ子リストに含まれるモジュールには、独自の段落番号スタイルが設定されます。

    要求処理担当者が検索し、リストにコンテンツを追加できるようにするには、「ライブラリアクセス」ボタンを選択します。このオプションを選択しない場合、要求処理担当者はリスト用に定義したコンテンツに制限されます。

  12. 完了」をクリックします。

リストモジュールでの箇条書きとインデントのスタイル設定

Correspondence Management Solution のリストモジュールには、1 つまたは複数のテキスト/画像/条件/リストモジュールの定義およびグループ化を行う機能があります。リストの一部として選択したモジュールセットは、リストで選択した順序で最終的な PDF ドキュメントに表示されます。作成できるリストの種類を次に示します。

  • なし:スタイルなし。

  • 箇条書き:箇条書き文字を使用します。

  • 番号:標準の数字と、大文字および小文字のローマ数字から選択できます。

  • アルファベット:大文字と小文字から選択できます。

  • カスタム:番号およびアルファベットのタイプや、プレフィックスおよびサフィックスの値を作成できます。

リスト(およびターゲット)の一部として選択した各モジュール/コンテンツのインデントを指定できます。インデントはレベル単位で指定します(デフォルトはゼロで、ゼロから始まります)。1 インデントレベルは、36 ポイントのパディングに対応します。

ターゲット/リストの一部として選択した入れ子リストモジュールでインデントを指定できます。そのリスト内のすべてのモジュールは、指定したインデントレベルまでインデントされます。入れ子リストと(その入れ子リスト内の)個々のモジュールの両方でインデントを指定した場合、モジュールに適用される全体のインデントは、リストのインデントに、モジュールのインデントを足した値になります。

別の番号付きリスト内にリストを含めると、その入れ子リストのモジュールに関する段落番号は、1.1、1.2、... または 1.a、1.b、... などのフォーマットの複合段落番号として指定できます。入れ子の条件がリストを返さない場合、複合段落番号の選択は無視されます。「Skip Style」、「Compound Numbering」および「Ignore Style」の選択には相互関係があります。「Skip Style」は、「Compound Numbering」と「Ignore Style」の選択が解除されている場合に選択できます。「Compound Numbering」は、「Skip Style」と「Ignore Style」の選択が解除されている場合に選択でき、「Ignore Style」は、「Skip Style」と「Compound Numbering」の選択が解除されている場合に選択できます。入れ子リストのスタイルは無視することができ、段落番号は、入れ子リストのモジュールが外側のリストの一部であるかのように、外側のリストから継続されます。また、入れ子リストに対して「リストスタイルを無視する」オプションをオフにすると、入れ子リストに含まれるモジュールには、独自の段落番号スタイルが設定されます。入れ子リストの複合段落番号は、入れ子リストが外側のリストで表示される順序に基づきます。例えば、入れ子リストが、外側のリストの選択したコンテンツで 2 番めのテキストモジュールであるテキストモジュールの次に表示される場合、モジュールに適用される段落番号は 2.a、2.b、... のようになります。同様の規則が他のスタイル設定の組み合わせに適用されます。複合段落番号を選択して(入れ子の)「なし/箇条書き」リストを含めると、複合段落番号スタイルは外側のリストのスタイルに関して適用されます。例えば、外側のリストのスタイルが 1、2、3... の場合、入れ子リストの段落番号は 1.1、1.2... になります。外側のリストのスタイルが A、B、C... の場合、入れ子リストの段落番号は A.A、A.B... などとなります。