開発環境の設定

要件
Correspondence Management Solution Template
- Correspondence Management Solution Template の構造
ソリューションテンプレートと構築ブロックの特定
使用可能なプロジェクトについて
Flash Builder での Flex プロジェクトの設定
Eclipse での Java プロジェクトの設定
Solution Template の構築とデプロイ

ユーザーインターフェイスのカスタマイズなど、多数の開発タスクを実行するには、開発環境を設定します。

要件

Adobe LiveCycle ES4

Correspondence Management Solution が含まれる Adobe LiveCycle ES4 をインストールします。

重要：次のパッケージは sdks-<version>.zip に含まれているため、個別にインストールする必要はありません。sdks-<version>.zip は、インストールビルドとともに [LiveCycle root]\deploy\crx にアップロードされています。

ファイル	説明
es-sdk-pkg.zip	LiveCycle Platform SDK パッケージ
bb-assetcomposer-skd-pkg.zip	Asset Composer構築ブロック SDK パッケージ
bb-datadictionary-sdk-pkg.zip	Data Dictionary 構築ブロック SDK パッケージ
bb-expressionmanager-sdk-pkg.zip	Expression Manager 構築ブロック SDK パッケージ

注意： skds-<version>.zip のコンテンツを解凍する前に、ファイル名を sdks.zip に変更します。

このドキュメントでは、[SDK] は解凍された sdks.zip の場所を指します。

LiveCycle Workbench 11

Correspondence Management Solution には、プロセスを作成する Adobe® LiveCycle® Workbench が必要です。
Flex SDK 4.5.0

Correspondence Management Solution および関連する構築ブロックは、Flex SDK 4.5.0 を使用して開発およびテストされます。この SDK バージョンをダウンロードして使用することをお勧めします。ビルドスクリプトおよびプロジェクトには Flex SDK 4.5.0 が必要です。
Adobe Flash Builder 4.5

Correspondence Management Solution には、複数の Flash Builder プロジェクトが付属しています。これらのプロジェクトを Flash Builder に読み込んでカスタマイズします。
Apache ANT

Apache ANT バージョン 1.7.0 以降をインストールし、個別のプロジェクトまたは Correspondence Management パッケージを構築します。
JDK

Correspondence Management Solution Template Java プロジェクトをコンパイルする場合は、Java JDK 1.6.0_14 以降をインストールします。

Correspondence Management Solution Template

Correspondence Management Solution Template zip ファイルである Customizationprojects-correspondencemanagement-<version>.zip は、LiveCycle インストールの一部に含まれています。 zip ファイルは [LiveCycle root]\deploy\crx で入手できます。

注意： Customizationprojects-correspondencemanagement-<version>.zip のコンテンツを解凍する前に、ファイル名を Customizationprojects-correspondencemanagement.zip に変更します。

Correspondence Management Solution Template の構造

次の図に、Correspondence Management Solution Template の構造の詳細を示します。

Correspondence Management Solution Template の構造

build - このフォルダーには、最上位のビルドスクリプトが保存されます。このスクリプトは、ソリューションテンプレート全体をコンパイルし、デプロイ可能な CRX パッケージ template-correspondencemanagement-pkg.zip を deploy フォルダーに作成します。
CreateCorrespondence - このフォルダーには、通信を作成ユーザーインターフェイスのソースコード、フラッシュビルダーファイルおよびビルドファイルが含まれる Flex プロジェクトが保存されます。
deploy - 最上位のビルドの起動時に CRX パッケージ template-correspondencemanagement-pkg.zip が生成されるフォルダーです。
ManageAssets - アセットを管理ユーザーインターフェイスのソースコード、フラッシュビルダーファイルおよびビルドファイルが含まれる Flex プロジェクトです。
package-metadata - このフォルダーには、ソリューションテンプレート CRX パッケージの生成に必要なメタデータファイルが保存されます。
package-metadata - このフォルダーには、ソリューションテンプレート CRX パッケージの生成に必要なその他の便利なリソースファイルが保存されます。
Services - ソリューションテンプレート OSGI バンドルのソースコード、Eclipse プロジェクトファイルおよびビルドファイルが含まれる Java プロジェクトです。
thirdparty - サードパーティ JAR のビルドスクリプト検索が含まれるフォルダーです。このフォルダーには、ソリューションテンプレートのビルドスクリプトに必要なサードパーティファイルのリストが含まれる readme.txt ファイルが保存されます。

ソリューションテンプレートと構築ブロックの特定

Correspondence Management Solution Template では、以下の構築ブロックと LiveCycle Platform コンポーネントが使用されています。

コンポーネント	SDK パス
Asset Composer	[SDK]/riaservices/assetcomposer
データディクショナリ	[SDK]/riaservices/datadictionary
Expression Manager	[SDK]/riaservices/exm
Platform Content	[SDK]/riaservices/riacore
Platform Security	[SDK]/riaservices/riacore
データサービス	[SDK]/riaservices/dataservices

次の SWC ライブラリが、ソリューションでデプロイされています。

SWC パス	説明
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/xfalib.swc	この SWC には、ActionScript での XFA 解析と処理に関連する API を提供するユーティリティライブラリが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-flex-utilities.swc	この SWC には、様々な Asset Composer SWC に使用されるユーティリティクラスのセットが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-services-impl.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックのインフラストラクチャサービスが含まれます。この SWC には、チャンネルとリモートオブジェクトの作成をカプセル化するバックエンドサーバー API を呼び出すためのクライアント API を提供するクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-services-mock.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックのすべてのインフラストラクチャサービスに関するモック表現を含む SWC ライブラリが含まれます。この SWC を使用すると、実際にバックエンドでサーバーを実行することなく Flex ビューを開発することができます。その結果、開発時間が短縮されます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-authoring-rb.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックのオーサリングパーツのリソースバンドルが含まれます。この SWC ファイルには、サポートされているすべてのロケールのバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-authoring-domain-impl.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックのオーサリングパーツのドメインライブラリが含まれます。ビジネスデータとビヘイビアーをカプセル化する様々なドメインクラスが含まれるので、この SWC を利用すると、Flex ビューを簡単に構築できます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-authoring-presentation.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックのオーサリングパーツのプレゼンテーションコンポーネントが含まれます。この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの様々なエディターを網羅するホストコンポーネントと Flex ビューが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-authoring-styles.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックをオーサリングするためのスタイルおよびスキンが含まれます。この SWC ファイルには、adobe-acm-authoring-presentation.swc で使用できるホストコンポーネントのスキン、スタイルシートおよび様々なアセット（アニメーション、アイコン、スキンなど）が含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-ccr-rb.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツのリソースバンドルが含まれます。この SWC ファイルには、サポートされているすべてのロケールのバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-ccr-domain-impl.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツのドメインライブラリが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-ccr-presentation.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツのプレゼンテーションが含まれます。この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの CCR ユーザーインターフェイスを網羅するホストコンポーネントと Flex ビューが含まれます。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/adobe-acm-ccr-styles.swc	この SWC には、Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツのスタイルおよびスキンが含まれます。この SWC ファイルには、adobe-acm-authoring-presentation.swc で使用できるホストコンポーネントのスキン、スタイルシートおよび様々なアセット（アニメーション、アイコン、スキンなど）が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/lc-content-api-client.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツによって提供されるファイルインストラクチャに関連する API が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-services.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツで公開されるサービスインターフェイスが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-services-impl.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツで公開されるサービス実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-rb.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツのリソースバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-domain.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツで公開されるドメインインターフェイスおよび VO が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-domain-impl.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツで公開されるドメイン実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-presentation.swc	この SWC には、プラットフォームコンテンツのプレゼンテーションレイヤー／ホストコンポーネントが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-styles.swc	この SWC には、adobe-lcc-presentation.swc に存在するスキンおよびスタイル Flex コンポーネントが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/adobe-lcc-services-mock	この SWC には、プラットフォームコンテンツで公開されるモックサービス実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/adobe-dct-flex-services.swc	この SWC には、Data Dictionary 構築ブロックのインフラストラクチャサービスが含まれます。この SWC には、チャンネルとリモートオブジェクトの作成をカプセル化するバックエンドサーバー API を呼び出すためのクライアント API を提供するクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/adobe-dct-widgets.swc	この SWC には、Data Dictionary 構築ブロックの Flex コンポーネントライブラリが含まれます。この SWC には、そのまま使用できる完成した多様な Flex コンポーネントが含まれます。このコンポーネントはアプリケーションに含めることができます。これらのコンポーネントには、データディクショナリアーティファクトを表示または操作するためのエディター、データ要素パネルなどがあります。
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/adobe-dct-widgets-rb.swc	この SWC には、Data Dictionary 構築ブロックのリソースバンドル SWC が含まれます。この SWC ファイルには、サポートされているすべてのロケールのバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/adobe-dct-widgets-styles.swc	この SWC には、Data Dictionary 構築ブロックのスタイルが含まれます。この SWC ファイルには、adobe-dct-widgets.swc で公開されるホストコンポーネントのスキン、スタイルシートおよび様々なアセット（アニメーション、アイコン、スキンなど）が含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-authoring-domain.swc	この SWC には、式オーサリング UX コンポーネントの変数、関数および式固有の演算クラスのドメインクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-authoring-domain-impl.swc	この SWC には、式オーサリングドメインインターフェイスの実装クラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-authoring-presentation.swc	この SWC には、toolbar、ExpressionsPanel、functionsPanel、Variable Panel など、式ビルダーに必要なすべての HostComponent が含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-authoring-rb.swc	この SWC には、オーサリング UX コンポーネントのリソースバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-authoring-styles.swc	この SWC には、式ビルダーのホストコンポーネントに関連するすべてのスキンクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-services-impl.swc	この SWC には、関数プロバイダーインフラストラクチャサービスの実装クラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-services.swc	この SWC には、EXM インフラストラクチャサービスのインターフェイスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-services-mock.swc	この SWC には、EXM インフラストラクチャサービスのモック実装、およびモック XML で関数のリストを定義するためのユーティリティクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-runtime.swc	この SWC には、Expression Manager のクライアント側ランタイムのインターフェイス、エラーおよびイベントが含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-runtime-impl.swc	この SWC には、Expression Manager のクライアント側ランタイムの実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/adobe-exm-expeval.swc	この SWC には、サーバー側 Expression Manager のインターフェイスおよび実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/security_api.swc	この SWC には、セキュリティを処理するインターフェイスクラスが含まれます。このクラスを使用すると、アプリケーションでユーザー認証を行い、ISecurityManager サービスでユーザーの詳細および関連する操作を確認できます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/security_domain_library.swc	この SWC には、ISecurityManager サービスの実装が含まれます。
[SDK]/riaservices/gravity/10.0.1.0/flex/core/libs/gravity_utility.swc	この SWC には、セキュリティライブラリに必要なユーティリティクラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/dataservices/4.6.1/FlexSDK4_5/frameworks/libs/fds.swc	この SWC には、Data Services ActionScript ライブラリが含まれます。
[SDK]/riaservices/dataservices/4.6.1/FlexSDK4_5/frameworks/libs/player/playerfds.swc	この SWC には、Flash Player に固有の Data Services クラスが含まれます。
[SDK]/riaservices/dataservices/4.6.1/FlexSDK4_5/frameworks/locale/en_US/fds_rb.swc	この SWC には、DataServices Flex コンポーネントで使用されるリソースバンドルが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/AXMLib.swc	この SWC には、AXM Flex コンポーネントが含まれます。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/AXMEnterpriseTheme.swc	この SWC には、AXM コンポーネントのテーマ／スタイルが含まれます。

各構築ブロックには、SDK\riaservices\<component>\client\java および SDK\riaservices\<component>\services ディレクトリにある JAR ファイルが含まれます。

JAR パス	説明
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/java/adobe-acm-client.jar	Asset Composer 構築ブロックのクライアント jar
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/java/adobe-acm-extensions.jar	Asset Composer 構築ブロックの拡張機能 jar
[SDK]/riaservices\assetcomposer/10.0.0.0/java/lc-content-activate-api.jar	Asset Composer 構築ブロックの Activation Service クライアント
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/java/lc-content-package-mgr-api.jar	Asset Composer 構築ブロックの Package Manager クライアント
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/java/adobe-dct-client.jar	Data Dictionary 構築ブロックのクライアント jar
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/java/lc-content-api.jar	プラットフォームコンテンツのサーバー側 API のクライアント jar
[SDK]/riaservices/exm/java/adobe-exm-expeval-client.jar	Expression Manager 構築ブロックのクライアント jar

使用可能なプロジェクトについて

Solution Template 全体、および一部の構築ブロックとプラットフォームコンポーネントのパーツについて、ソースが付属しています。これらのソースを配信する目的は、比較的容易にソリューションをカスタマイズできるようにすることです。

プロジェクトカテゴリ

説明

リソースバンドル

リソースバンドルプロジェクトには、サポートされるすべてのロケールのリソースバンドルが含まれます。これらのバンドルには、Flex ユーザーインターフェイスに表示されるすべての文字列が含まれます。このカテゴリのプロジェクトを次に示します。

[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-authoring-rb-src.zip（Asset Composer 構築ブロックのオーサリングパーツ）
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-ccr-rb-src.zip（Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツ）
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/src/adobe-dct-widgets-rb-src.zip（Data Dictionary 構築ブロック）
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/src/adobe-exm-authoring-rb-src.zip（Expression Manager 構築ブロック）
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/src/adobe-lcc-rb-src.zip（Platform Content コンポーネント）

スタイルおよびスキン

スタイルプロジェクトには、MXML スキンクラスとスタイルシート、および関連するすべてのアセット（アイコン、ロゴ、スキンなど）が含まれます。このカテゴリのプロジェクトを次に示します。

[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-authoring-styles-src.zip（Asset Composer 構築ブロックのオーサリングパーツ）
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-ccr-styles-src.zip（Asset Composer 構築ブロックの通信を作成パーツ）
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/src/adobe-dct-widgets-styles-src.zip（Data Dictionary 構築ブロック）
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/src/adobe-exm-authoring-styles-src.zip（Expression Manager 構築ブロック）
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/src/adobe-lcc-styles-src.zip（Platform Content コンポーネント）

Flash Builder での Flex プロジェクトの設定

Flex SDK 4.5.0 の追加

すべてのプロジェクトは Flex SDK 4.5.0 を対象にして開発およびテストされるので、プロジェクトでは同じバージョンの Flex SDK を使用することをお勧めします。指定されたバージョンの Flex SDK は、Flash Builder 4.5 インストールで使用できます。

Flash Builder に Flex SDK 4.5.0 が含まれていない場合は、http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexsdk/Download+Flex+4.5 から Flex SDK をダウンロードします。
Flash Builder で、ウィンドウ／環境設定をクリックします。
環境設定ダイアログで、Flash Builder／インストールされている Flex SDK に移動します。
フルサイズのグラフィックを表示
Flex 4.5.0 SDK が表示されていない場合は、「追加」をクリックします。
Flex SDK を追加ダイアログで、「参照」ボタンをクリックして Flex SDK を参照します。
「Flex SDK 名」テキストフィールドは自動入力されます。
「OK」をクリックし、新しく追加された Flex SDK を選択してデフォルトにします。
「適用」、「OK」の順にクリックし、ダイアログを閉じます。

ワークスペース変数の追加

プロジェクトでコンパイル時の依存関係を解決するには、いくつかの SWC が必要です。SWC のほとんどが [SDK] フォルダーにあり、プロジェクトはワークスペース変数を介して必要な SWC を参照します。次のワークスペース変数を定義します。

変数名	パス
LC_SDKS	[SDK] フォルダーです。

ワークスペース変数を設定するには、次のタスクを実行します。

Flash Builder で、ウィンドウ／環境設定をクリックします。
環境設定ダイアログで、一般／ワークスペース／リンクされたリソースに移動します。
「新規」をクリックします。「名前」フィールドに LC_SDKS と入力し、「場所」フィールドに [SDK] フォルダーと入力します。
リンクされたリソースダイアログで、定義されたパス変数が正しく入力されていることを確認します。
フルサイズのグラフィックを表示
「OK」をクリックします。

ソースアーカイブの解凍

Flash Builder ワークスペースでソースアーカイブを読み込むには、まず、そのアーカイブを解凍します。プロジェクトは、zip アーカイブと同じディレクトリに解凍することをお勧めします。異なるディレクトリを選択するには、すべてのビルドスクリプトで新しいパスを設定する必要があります。

次のアーカイブを解凍する必要があります。

Customizationprojects-correspondencemanagement-<version>.zip
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-authoring-styles-src.zip を [SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-authoring-styles-src に解凍。
[SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-ccr-styles-src.zip を [SDK]/riaservices/assetcomposer/10.0.0.0/flex/src/adobe-acm-ccr-styles-src に解凍。
[SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/src/adobe-dct-widgets-styles-src.zip を [SDK]/riaservices/datadictionary/10.0.0.0/flex/src/adobe-dct-widgets-styles-src に解凍。
[SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/src/adobe-exm-authoring-styles-src.zip を [SDK]/riaservices/exm/10.0.0.0/flex/src/adobe-exm-authoring-styles-src に解凍。
[SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/src/adobe-lcc-styles-src.zip を [SDK]/riaservices/riacore/10.0.1.0/flex/4.5.0/src/adobe-lcc-styles-src に解凍。

Flex プロジェクトの Flash Builder への読み込み

Flash Builder で、ファイルメニューに移動し、「読み込み」をクリックして、読み込みウィザードを起動します。
読み込みウィザードで、一般／既存プロジェクトをワークスペースへを選択し、「次へ」をクリックします。
「ルートディレクトリの選択」フィールドで、ManageAssets ソースコードフォルダーを開き、Enter キーを押します。
すべての構築ブロックプロジェクトについて、プロジェクトビューが作成されます。
「完了」をクリックしてプロジェクトをワークスペースに読み込みます。
通信を作成プロジェクトに対して手順 2 ～ 6 を繰り返します。

Eclipse での Java プロジェクトの設定

クラスパス変数の追加

プロジェクトでコンパイル時の依存関係を解決するには、いくつかの JAR ファイルが必要です。JAR のほとんどが [SDK] フォルダーにあり、プロジェクトはワークスペース変数を介して必要な jar を参照します。次のワークスペース変数を定義します。

変数名	パス
LC_SDKS	[SDK] フォルダーです。
CM_THIRDPARTY_LIBS	Customizationprojects-correspondencemanagement\thirdparty ディレクトリ

ワークスペース変数を設定するには、次のタスクを実行します。

Eclipse で、ウィンドウ／環境設定をクリックします。
環境設定ダイアログで、Java／ビルドパス／クラスパス変数に移動します。
「新規作成」をクリックします。「名前」フィールドに LC_SDKS と入力し、「パス」フィールドに [SDK] フォルダーと入力します。
「新規作成」をクリックします。「名前」フィールドに CM_THIRDPARTY_LIBS と入力し、「パス」フィールドに Customizationprojects-correspondencemanagement\FinancialServicesInsurance\thirdparty ディレクトリと入力します。

Java ソースアーカイブの解凍

プロジェクトは zip アーカイブ Customizationprojects-correspondencemanagement-<version>.zip として使用できます。このアーカイブを Eclipse に読み込むには、まず、このアーカイブファイルを解凍します。

サードパーティライブラリの追加

ビルドスクリプトを適切に実行し、Eclipse で Services プロジェクトを設定するには、次のサードパーティライブラリをこのフォルダーに追加します。

dom4j-1.6.1.jar（ダウンロード）
org.apache.sling.api-2.2.0.jar（ダウンロード）
slf4j-api-1.6.0.jar（ダウンロード）
org.apache.sling.jcr.base-2.1.0.jar（ダウンロード）
org.apache.sling.settings-1.0.2.jar（ダウンロード）
spring-beans-3.0.2.RELEASE.jar（ダウンロード）
jcr-2.0.jar（ダウンロード）
jackrabbit-jcr-commons-2.1.1.jar（ダウンロード）
jackrabbit-api-2.1.1.jar（ダウンロード）
biz.aQute.bnd.jar（ダウンロード）
org.apache.sling.event-3.0.2.jar（ダウンロード）
org.osgi.compendium-1.2.0.jar（ダウンロード）

この情報は、thrid-party フォルダーの readme.txt ファイルにも記載されています。

プロジェクトの読み込み

Eclipse でパッケージエクスプローラービューを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「読み込みウィザード」を選択します。
読み込みダイアログで、一般／既存プロジェクトをワークスペースへを選択し、「次へ」をクリックします。
「ルートディレクトリの選択」フィールドに、Customizationprojects-correspondencemanagement\Services と入力し、Enter キーを押します。
プロジェクトビューに Services が設定されます。
「完了」をクリックしてプロジェクトをワークスペースに読み込みます。

最上位のビルドスクリプト

最上位のビルドスクリプトは、デフォルトでは、 Customizationprojects-correspondencemanagement\build\build.xml にあります。このビルドスクリプトにより、CreateCorrespondence、ManageTemplates、Services の 3 つの Solution Template プロジェクトに対するすべての変更が反映された template-correspondencemanagement-pkg.zip が Customizationprojects-correspondencemanagement\deploy に作成されます。添付のプロパティファイル build.properties を変更し、正しい [SDK] および FLEX_HOME ディレクトリを設定するのを忘れないでください。

Solution Template ビルドスクリプト

ソリューションテンプレートビルドスクリプトは、Customizationprojects-correspondencemanagement にある CreateCorrespondence、ManageAssets、Services という 3 つのプロジェクトすべてで使用できます。個々の build.xml ファイルで相対パスで参照される、最上位の build.properties ファイルから ANT 変数を選択します。

CreateCorrespondence および ManageTemplates にも、特定のプロジェクト固有のプロパティを含む独自の build.properties ファイルがあります。これらのプロパティは、最上位のプロパティとは競合しません。プロジェクト固有の build.properties ファイルにプロパティを追加する場合は、競合が発生しないように注意してください。

template-correspondencemanagement-pkg.zip を生成する最上位のビルドによって、3 つの Solution Template ビルドがトリガーされ、template-correspondencemanagement-pkg.zip が deploy ディレクトリに作成されます。

Solution Template の構築とデプロイ

Solution Template を作成するには、コマンドプロンプトまたはターミナルから次のタスクを実行します。

Customizationprojects-correspondencemanagement\build フォルダーに移動します。
注意： build フォルダーには、[SDK] および FLEX_HOME パス変数のデフォルトのエントリが含まれる build.properties ファイルがあります。パスがデフォルトのパスと異なる場合は、build.properties のパスを変更してください。
「ant」コマンドを実行します。初期設定ターゲットにより、基礎となるすべてのプロジェクトが作成され、Customizationprojects-correspondencemanagement\deploy フォルダーに template-correspondencemanagement-pkg.zip が作成されます。

Solution Template をデプロイするには、ブラウザーから次のタスクを実行します。

CRX Package Manager の URL を開き、template-correspondencemanagement-pkg.zip をアップロードします。
管理者の資格情報を使用してログインすることで、http://<host>:<port>/lc/system/console/bundles ビューに移動します。 com.adobe.livecycle.cm バンドルを検索します。このバンドルを停止および削除します。
パッケージをアップロード、インストールします。
パッケージのアップロード中に、システムがパッケージは既に存在するというプロンプトを表示する場合は、既存のパッケージをアンインストールしてシステムから削除します。
既存のパッケージを削除した後、この手順の手順 3 を続行します。