3.2 WebLogic Server のインストール

以下の手順で、WebLogic Server のインストール方法を詳しく説明します。ここでは、インストールファイルをダウンロードしてインストールディレクトリに抽出済みであること、およびシステム端末を開いて、このディレクトリに移動済みであることを想定しています。

WebLogic Server をインストールするには、次のタスクを実行します。

  • WebLogic Server ソフトウェアをインストールします。

  • WebLogic ドメインを作成します。

  • (オプション)WebLogic Server を有効にする boot.properties ファイルを作成します。これにより、コマンドラインでユーザー名とパスワードを手動で入力することなく、サーバーを起動できます。

注意: WebLogic をインストールする手順は、すべてのクラスターノードについて同じままです。ただし、クラスターの管理サーバーとして任意のノードを指定できます。WebLogic Administration Server は、クラスターの 1 ノードでのみ実行できます。すべてのノードでは実行できません。

WebLogic Server ソフトウェアをインストールするには:

  1. WebLogic Server をインストールするコンピューターに、管理者権限のあるユーザーとしてログオンします。

  2. オペレーティングシステムに合わせて、次のいずれかのインストールプログラムを実行します。

    (64 ビットの Windows、Linux または Solaris 上の WebLogic Server) wls<version number>_generic.jar

    注意: 64 ビットバージョンの WebLogic では、64 ビットの JDK(JRockit Java 6(R28))をダウンロードしてインストールする必要があります。WebLogic の 64 ビット JDK ファイルは、http://www.oracle.com/bea/index.html?CNT=index.htm&FP=/content/products/weblogic/jrockit/ で入手できます。
    注意: Solaris 64 ビット JDK の場合、最初に Sun Java SE ダウンロードの 32 ビット JDK(Sun Java 6)をインストールします。32 ビット JDK をインストールしてから、その JDK に対応する 64 ビットパッチをインストールします。
  3. インストールウィザードで、デフォルトのオプションをそのまま指定して手順を完了します。

  4. インストール完了ウィンドウで、「Run Quickstart」の選択を解除して「Done」をクリックします。

  5. クラスター内のコンピューターごとに、手順 1 ~ 4 を繰り返します。

注意: Windows 上で LiveCycle をインストール中に Node Manager Service を作成できます。 そのようなサービスを作成するには、Web Logic Application Server をインストールする同じ Windows アカウントを使用していることを確認し、Node Manager Service を作成して LiveCycle をインストールし、LiveCycle Configuration Manager (LCM) を実行します。また、設定に必要なすべてのディレクトリで Windows アカウントが読み取りと書き込みのアクセス権限を持っていることを確認してください。