コンテンツ保存場所のルートディレクトリ(Content Services のみ)

コンテンツ保存場所のルートディレクトリには、すべてのドキュメント、アーティファクト、およびインデックスの格納された Content Services(非推奨)リポジトリが含まれています。コンテンツ保存場所のルートディレクトリツリーは、バックアップする必要があります。ここでは、スタンドアロン環境およびクラスター環境で、コンテンツ保存場所のルートディレクトリの位置を判別する方法について説明します。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリ(スタンドアロン環境)

Content Services(非推奨)のインストール時に、コンテンツ保存場所のルートディレクトリが作成されます。コンテンツ保存場所のルートディレクトリの場所は、LiveCycle のインストールプロセス中に決まります。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリのデフォルトの場所は、[LiveCycle root]/lccs_data です。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリにある次のディレクトリをバックアップします。

/audit.contentstore

/contentstore

/contentstore.deleted

/backup-lucene-indexes

/backup-lucene-indexes ディレクトリが存在しない場合、/lucene-indexes ディレクトリをバックアップします(コンテンツ保存場所のルートディレクトリにあります)。/backup-lucene-indexes ディレクトリが存在する場合、/lucene-indexes ディレクトリをバックアップしないでください。エラーが発生する可能性があります。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリ(クラスター環境)

クラスター環境に Content Services(非推奨)をインストールする場合、コンテンツ保存場所のルートディレクトリは次に示す 2 つの異なるディレクトリに分けられます。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリ:通常、クラスター内のすべてのノードが読み取り/書き込みアクセス権を持つ共有ネットワークディレクトリです。

インデックスのルートディレクトリ:クラスター内の各ノードに作成されるディレクトリであり、常に同じパスおよびディレクトリ名を保持します。

コンテンツ保存場所のルートディレクトリのデフォルトの場所は [GDS root]/lccs_data です。[GDS root]GDS の場所で説明されている場所です。コンテンツ保存場所のルートディレクトリにある次のディレクトリをバックアップします。

/audit.contentstore

/contentstore

/contentstore.deleted

/backup-lucene-indexes

/backup-lucene-indexes ディレクトリが存在しない場合、/lucene-indexes ディレクトリをバックアップします(コンテンツ保存場所のルートディレクトリにあります)。/backup-lucene-indexes ディレクトリが存在する場合、/lucene-indexes ディレクトリをバックアップしないでください。エラーが発生する可能性があります。

インデックスルートディレクトリのデフォルトの場所は、各ノード上の [LiveCycle root]/lucene-indexes です。