Audit Workflow サービスの設定

Workbench には、実行時に処理されるプロセスインスタンスを記録し、記録を再生してプロセスの動作を観察できる機能が用意されています(Workbench ヘルプを参照してください)。LiveCycle サーバーのファイルシステム上のスペースを確保するために、保存するプロセス記録データの量を制限できます。Audit Workflow Service サービス(AuditWorkflowService)の次のプロパティを設定できます。

maxNumberOfRecordingInstances:
保存する記録の最大数です。保存の最大数に達すると、新しいレコードが作成されるときに最も古いレコードがファイルシステムから削除されます。このプロパティは、多数のレコードを作成する可能性が高いので、古いレコードを自動的に削除する場合に便利です。デフォルト値は 50 です。

MaxNumberOfRecordingEntries:
各レコードに保存できるデータエントリの最大数です。データエントリはプロセスの操作に関する情報です。一部のエントリは操作の実行ごとに保存されます。例えば、操作が開始されたかどうか、操作が完了したかどうか、操作を発生させるルートが完了したかどうか、などです。このプロパティは、プロセスに操作の実行が多数含まれる場合(例えば、永久ループが発生した場合など)に便利です。デフォルト値は 50 です。