Encryption サービスの設定

Encryption サービス(EncryptionService)は、ドキュメントの暗号化および復号化を有効にします。ドキュメントを暗号化すると、その内容は判読できなくなります。許可されたユーザーはドキュメントを復号化して、コンテンツにアクセスできます。PDF ドキュメントがパスワードで暗号化されている場合、ユーザーは開くためのパスワードを指定しないと、Adobe Reader または Adobe Acrobat でドキュメントを表示できません。同じように、PDF ドキュメントが証明書で暗号化されている場合も、ユーザーが PDF ドキュメントを復号化するには、その PDF ドキュメントの暗号化に使用された証明書(秘密鍵)に対応した公開鍵が必要です。

Encryption サービスでは、以下の設定を使用できます。これらの設定の設定方法について詳しくはサービス設定の指定を参照してください。

Default LDAP Server to connect to:
ドキュメント暗号化用の証明書を取得するために使用される LDAP サーバーのホスト名です。

Default LDAP Port to connect to:
LDAP サーバーのポート番号です。

Default LDAP User Name:
LDAP サーバーで認証が必要な場合は、LDAP サーバーへの接続に使用されるユーザー名を指定します。

Default LDAP Password:
LDAP サーバーで認証が必要な場合は、LDAP サーバーへの接続に使用されるユーザー名用のパスワードを指定します。
注意: 接続が SSL(LDAPS を使用)で保護されている場合は、単純な認証(ユーザー名とパスワード)のみを使用します。