列見出しの環境設定の管理

プロセスおよびタスクのリスト表示では、各タブに列見出しが表示されます。

システムデフォルトの列見出しを使用するか、または特定のタブでは、必要に応じて固有の列見出しを選択できます。

注意: 「開始プロセス」タブはデフォルトの列見出しを使用します。「開始プロセス」タブで列見出しの環境設定を選択することはできません。

列見出しの環境設定は、現在ログインしているユーザーにのみ適用され、他の Workspace ユーザーとは共有されません。

列見出しは 2 つの方法で選択できます。
  • 環境設定で、タスク表示(「タスク」タブ)、プロセスによるタスク表示(「タスク」タブ)、および追跡表示(追跡の「履歴」タブおよびタスクの「履歴」タブ)に対して列見出しを選択できます。

  • 「タスク」タブ、「追跡」タブおよび追跡の「履歴」タブで、列見出しの追加、削除および順序変更を行えます。

環境設定での列見出しの管理

環境設定の、列の見出しを管理パネルで、タスク表示、プロセスによるタスク表示および追跡表示に対するデフォルトの列見出しを選択します。

注意: プロセスおよびタスクのリスト表示中に列見出しの環境設定を変更した場合には、リスト表示をいったん終了して再度表示するまで、変更は反映されません。また、レイアウトが検索テンプレートで指定されている場合は、そのレイアウトが列見出しの環境設定に優先されます。

Workspace では、タスク表示およびプロセスによるタスク表示に対して選択した列見出しの環境設定が「タスク」タブに適用されます。ただし、「タスク」タブのユーザーキューリストで選択するオプションに応じて、選択した列見出しが「タスク」タブに適用される方法が異なります。「すべてを表示」を選択するか、またはいずれかのプロセスを選択できます。

「タスク」タブのユーザーキューリストで「すべてを表示」を選択した場合、タスク表示および「キュー <キュー名>」表示オプションに対して選択した列見出しが適用されます。「キュー <キュー名>」表示オプションに対して列見出しを設定していない場合は、タスク表示および「タスクのデフォルトオプション」に対して選択した列見出しが適用されます。

「タスク」タブのユーザーキューリストでプロセスを選択した場合、プロセスによるタスク表示でそのプロセスに対して選択した列見出しが適用され、すべてのユーザーキューで共有されます。「タスク」タブのすべてのユーザーキューで、そのプロセスに対して表示される列の環境設定が同じになります。プロセスに対して列見出しを設定していない場合は、プロセスによるタスク表示で「タスクのデフォルトオプション」に対して設定した列見出しが適用されます。

注意: Workbench で共通変数プロセスの一部として作成される共通プロセス変数が、列見出しの選択肢として表示されます。

「システムデフォルトを使用します」をクリックすると、列見出しの環境設定を Workspace のデフォルト設定に復元できます。

タスク表示に対する列見出しの環境設定の指定

タスク表示に対して指定した列見出しの環境設定は、「タスク」タブのユーザーキューに適用されます。

「表示オプション」リストで選択したオプションに応じて、選択した列見出しが「タスク」タブに適用される方法が異なります。

「タスクのデフォルトオプション」を選択した場合、選択した列見出しは「タスク」タブのすべてのユーザーキューに適用されます。

いずれかのユーザーキューオプションを選択した場合、選択した列見出しは「タスク」タブの特定のユーザーキューに適用されます。選択した各ユーザーキューに対して、異なる列見出しを選択できます。

変数が列の選択肢として表示されます。

  1. 「環境設定」をクリックします。

  2. 「列の見出しを管理」をクリックします。

  3. 「管理ビューを選択」で、「タスク」をクリックします。

  4. 「表示オプション」で、矢印ボタンをクリックし、「タスクのデフォルトオプション」または「キュー <キュー名>」を選択します。

  5. 「見出しを選択」で、選択したビューに表示される各見出しの横にあるチェックボックスを選択します。他の見出しを表示するには、スクロールバーを使用します。

  6. (オプション)「順序見出し」で、見出しを選択し、「上」または「下」をクリックして見出しを必要な位置に移動します。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 「環境設定を終了」をクリックします。

プロセスによるタスク表示に対する列見出しの環境設定の指定

プロセスによるタスク表示に対して指定した列見出しの環境設定は、「タスク」タブの左側のナビゲーションパネルで選択したプロセスに適用されます。

「表示オプション」リストで選択したオプションに応じて、選択した列見出しが「タスク」タブに適用される方法が異なります。

「タスクのデフォルトオプション」を選択した場合、列見出し設定は「タスク」タブのすべてのプロセスに適用されます。

いずれかのプロセスオプションを選択した場合、列見出し設定は「タスク」タブの該当するプロセスに適用されます。

変数が列の選択肢として表示されます。

  1. 「環境設定」をクリックします。

  2. 「列の見出しを管理」をクリックします。

  3. 「管理ビューを選択」で、「プロセスによるタスク」をクリックします。

  4. 「表示オプション」で、矢印ボタンをクリックし、「タスクのデフォルトオプション」を選択するか、または表示されたプロセスのいずれかを選択します。

  5. 「見出しを選択」で、選択したビューに表示される各見出しの横にあるチェックボックスを選択します。他の見出しを表示するには、スクロールバーを使用します。

  6. (オプション)「順序見出し」で、見出しを選択し、「上」または「下」をクリックして見出しを必要な位置に移動します。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 「環境設定を終了」をクリックします。

追跡表示に対する列見出しの環境設定の指定

追跡表示に対して指定した列見出しの環境設定は、追跡の「履歴」タブおよびタスクの「履歴」タブに適用されます。「表示オプション」リストで選択したオプションに応じて、選択した列見出しが適用される方法が異なります。

「追跡のデフォルトオプション」を選択した場合、列見出し設定は追跡の「履歴」タブおよびタスクの「履歴」タブのすべてのプロセスに適用されます。

いずれかのプロセスオプションを選択した場合、列見出し設定は追跡の「履歴」タブおよびタスクの「履歴」タブの該当するプロセスに適用されます。

変数が列見出しとして一覧表示されます。

  1. 「環境設定」をクリックします。

  2. 「列の見出しを管理」をクリックします。

  3. 「管理ビューを選択」で、「追跡」をクリックします。

  4. 「表示オプション」で、矢印ボタンをクリックし、「追跡のデフォルトオプション」を選択するか、または表示されたプロセスのいずれかを選択します。

  5. 「見出しを選択」で、選択したビューに表示される各見出しの横にあるチェックボックスを選択します。他の見出しを表示するには、スクロールバーを使用します。

  6. (オプション)「順序見出し」で、見出しを選択し、「上」または「下」をクリックして見出しを必要な位置に移動します。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 「環境設定を終了」をクリックします。

タブでの列見出しの環境設定の管理

列の見出しを管理ボタンおよびダイアログボックスを使用すると、「タスク」タブ、タスクの「履歴」タブ、「追跡」タブおよび追跡の「履歴」タブで直接、列見出しの追加、削除および順序変更を行えます。

列の見出しを管理ダイアログボックスで「デフォルトをリセット」をクリックすると、列見出しを環境設定のデフォルト設定に復元できます。

「すべてを表示」を選択すると、「タスク」タブには、プロセスの種類でフィルターされていない共通プロセス変数が表示されます。共通プロセス変数を列見出しとして選択できます。

「タスク」タブでの列見出しの環境設定の指定

すべてのプロセスまたは個別のプロセスに対して、「タスク」タブで列見出しの環境設定を変更できます。

「タスク」タブでは、プロセス変数を列見出しとして表示できます。

  1. 「タスク」タブをクリックします。

  2. リストボタンをクリックします。

  3. 次のいずれかの操作を行います。

    • ユーザーキューのすべてのプロセスに対して列の環境設定を指定するには、目的のユーザーキューリストの横にある下矢印をクリックし、「すべてを表示」を選択します。

    • ユーザーキューの特定のプロセスに対して列の環境設定を指定するには、目的のユーザーキューリストの横にある下矢印をクリックし、該当するプロセスを選択します。

  4. 列の見出しを管理ボタンをクリックします。

  5. 列の見出しを管理ダイアログボックスで、列見出しを選択し、必要に応じて順序を変更します。

  6. 「OK」をクリックします。

タスクの「履歴」タブでの列見出しの環境設定の指定

個別のタスクに対して、タスクの「履歴」タブで列見出しの環境設定を変更できます。

注意: タスクの「履歴」タブで列見出しを変更すると、追跡の「履歴」タブにも同じ変更が適用されます。
  1. 「タスク」タブをクリックします。

  2. 目的のユーザーキューリストの横にある下矢印をクリックし、該当するプロセスを選択します。

  3. タスクリストで、列見出しを設定するタスクをダブルクリックします。

  4. 「履歴」タブをクリックします。

  5. 列の見出しを管理ボタンをクリックします。

  6. 列の見出しを管理ダイアログボックスで、列見出しを選択し、必要に応じて順序を変更します。

  7. 「OK」をクリックします。

「追跡」タブでの列見出しの環境設定の指定

個別のプロセスに対して、「追跡」タブで列見出しの環境設定を変更できます。

「追跡」タブでは、プロセス変数と共通変数を列見出しとして表示できます。

  1. 「追跡」タブをクリックします。

  2. 左側のパネルでリストからプロセスを選択します。

  3. 列の見出しを管理ボタンをクリックします。

  4. 列の見出しを管理ダイアログボックスで、列見出しを選択し、必要に応じて順序を変更します。

  5. 「OK」をクリックします。

追跡の「履歴」タブでの列見出しの環境設定の指定

個別のプロセスインスタンスに対して、追跡の「履歴」タブで列見出しの環境設定を変更できます。

注意: 追跡の「履歴」タブで列見出しを変更すると、タスクの「履歴」タブにも同じ変更が適用されます。
  1. 「追跡」タブをクリックします。

  2. 左側のパネルでリストからプロセスを選択します。

  3. プロセスインスタンスのリストで、追跡するプロセスインスタンスをダブルクリックします。

  4. 列の見出しを管理ボタンをクリックします。

  5. 列の見出しを管理ダイアログボックスで、列見出しを選択し、必要に応じて順序を変更します。

  6. 「OK」をクリックします。