エスケープシーケンスでは、フォントの特性を指定します。特性には次のものがあります。以下に記載した順序は、エスケープシーケンス内で従来指定されてきた順序に従っています。
テキスト解析方法。文字コードが 1 バイトまたは 2 バイトのいずれのコードとして解釈されるかを指定します(フォントのテキスト解析方法を参照してください)。
フォントファミリーの文字エンコーディングまたはシンボルセット。ISO-8859-1、Windows 3.0(Latin 2)、Big5 などがあります(文字エンコーディングを参照してください)。
フォント間隔。等幅と可変幅があります(フォントの特性を参照してください)。
フォントピッチ(等幅フォントの場合)またはフォントの高さ(可変幅フォントの場合)。この値は、フォントの種類に応じて fontPitch または fontSize 変数として指定する必要があります。フォームが印刷されるとき、これらの変数は、フォーム自体に指定された特定の設定で置き換えられます(フォントの特性を参照してください)。
- fontPitch
- この変数には、ピッチ(インチあたりの文字数)を指定します。この変数は Courier や Letter Gothic などの等幅フォントで使用します。この変数を書体定義に含めない場合、プリンターのデフォルト値が使用されます。エスケープシーケンス内にこの値をハードコードすると、該当する特性を備えたプリンター常駐フォントだけが使用されます。
- fontSize
- この変数には、フォントの高さを指定します。この変数は Times New Roman などの可変幅フォントで使用します。この変数を書体定義に含めない場合、プリンターのデフォルト値が使用されます。エスケープシーケンス内にこの値をハードコードすると、該当する特性を備えたプリンター常駐フォントだけが使用されます。
スタイル。upright、italic、condensed などがあります。指定しない場合は upright スタイルが使用されます(フォントの特性を参照してください)。
線幅。normal、bold などがあります。指定しない場合は normal 線幅が使用されます(フォントの特性を参照してください)。
フォントファミリー。Courier、Coronet などがあります(フォントの特性を参照してください)。
フォントを指定するエスケープシーケンスは、ほとんどのプリンターのマニュアルに記載されています(プリンターに関するドキュメントの入手を参照してください)。
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