CertificatePath

証明書パス、およびパスの検証ステータスと失敗原因に関する情報を表す複雑なデータ型です。CertificatePath 変数は、IdentityInformation 変数のメンバーです。

Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、データ項目を参照してください。

データ項目

CertificatePath 変数に格納されるデータ項目です。

certificateInformation

署名者の ID を検証するときに使用される証明書を表す CertificateInformation 値の list です。

failureReason

PKI 失敗原因を表す PathFailureReason 値です。次の原因が有効です。

Invalid Name Constraints:
無効な名前制約が使用されたことが原因でエラーが発生しました。

Invalid Basic Constraints:
無効な基本制約が使用されたことが原因でエラーが発生しました。

Missing Basic Constraints:
基本制約が欠落していることが原因でエラーが発生しました。

Invalid Policy Constraint:
無効なポリシー制約が存在することが原因でエラーが発生しました。

Invalid Policy Mappings:
無効なポリシーマッピングが存在することが原因でエラーが発生しました。

Unsupported Critical Extension:
サポート対象外の重要な拡張が存在することが原因でエラーが発生しました。

Invalid Key Usage:
無効なキーが使用されたことが原因でエラーが発生しました。

Path Length Constraint Not Satisfied:
パス長制約が有効でないことが原因でエラーが発生しました。

Certificate Signature Does Not Match:
証明書の署名が一致しないことが原因でエラーが発生しました。

Certificate Has Expired:
証明書の有効期限が切れたことが原因でエラーが発生しました。

Unknown Reason:
原因不明のエラーが発生しました。

Path Not Trusted:
パスが信頼できないことが原因でエラーが発生しました。

No Failure:
エラーは発生していません。

IdenTrust Compliance Failed for Signing Certificate:
IdenTrust 準拠の検証に失敗したことが原因でエラーが発生しました。

Revocation Checking of IdentTrust Certificates requires OCSP Request Signing Using an IdenTrust Credential:
IdenTrust OCSP 準拠に失敗したことが原因でエラーが発生しました。

status

証明書の署名者が信頼できるかどうかを表す IdentityStatus 値です。