CentralResult

Adobe Central Pro Output Server(Central)の呼び出し結果を表す複雑なデータ型です。結果には、出力ファイル、ログ、応答およびトレースファイルが含まれます。CentralResult 変数は、次の Central Migration Bridge サービス操作の出力プロパティの値として使用されます。

「centralMerge」操作

「centralTransformation」操作

「centralXMLImport」操作

CentralResult 変数を使用すると、Central コマンドの呼び出し結果にアクセスします。また、呼び出された Central コマンドに関連付けられているログ、トレースおよび応答ファイルにアクセスするためにも使用できます。

Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、データ項目を参照してください。

データ項目

CentralResult 変数に格納されるデータ項目です。

logDoc

Central の呼び出し時に発生したすべてのアクティビティのエントリを含むログファイルを表す document 値です。ログファイルには、Central Print Agent からのトレース、情報、警告、エラーおよび重大の各メッセージが含まれます。

Central ログファイルについて詳しくは、『Print Agent Reference』の「-all (Log File Name)」を参照してください。

responseDoc

終了ステータスが記録される応答ファイルを表す document 値です。Print Agent で作成される応答ファイルのデフォルトの名前は jetform.rsp です。jetform.rsp ファイルは、Print Agent の実行ファイルと同じ場所に作成されます。

応答ファイルについて詳しくは、『Print Agent Reference』の「-arx (Response File)」を参照してください。

resultDoc

CentralMigrationBridge 操作の出力を表す document 値です。使用される CentralMigrationBridge 操作に応じて、結果は次のようになります。

centralMerge:
PDF、PCL、IPL、PS、ZPL など、Central でサポートされているファイル形式のファイルです。

centralTransformation:
変換後のデータファイルです。

centralXMLImport:
データファイル(*.dat)です。

traceDoc

トレースファイルを表す document 値です。トレース機能は、トラブルシューティングに広く使用されます。ただし、この機能では、「centralMerge」操作による後続処理用のプリアンブルとして使用できるデータファイルを生成することもできます。「プリアンブル」には、フォームテンプレートとデータファイルがマージされる前に実行される一連のコマンドが含まれます。これらのコマンドには、多くの場合、^group コマンドを処理するためのイベントハンドラーを確立する ^define コマンドが含まれます。

トレースファイルについては、『Print Agent Reference』の「-atf (Trace File Name)」を参照してください。