8.2.1 Web パーツのインストーラーの抽出LiveCycle サーバーをインストールしたときに、SharePoint サーバーの Web パーツのインストーラー(Adobe LiveCycle Connector-2007.zip)が [LiveCycle root]¥plugins¥sharepoint フォルダー内に作成されています。SharePoint をホストしている Windows サーバー上のフォルダーにこのファイルをコピーしてから、抽出します。
8.2.2 バッチファイルの編集Web パーツのインストーラーから抽出されたフォルダー内に、バッチファイル(Install.bat)があります。使用している SharePoint サーバーに適切なファイルおよびフォルダーのパスを使用して、このバッチファイルを更新する必要があります。
Install.bat ファイルをテキストエディターで開きます。
ファイル内で次の行を探して編集します。
@SET GACUTILEXE="C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\Bin\ gacutil.exe"
@SET TEMPLATEDIR="c:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\ web server extensions\12\TEMPLATE"
@SET WEBAPPDIR="C:\Inetpub\wwwroot\wss\VirtualDirectories\<port>"
@SET SITEURL="http://<SharePoint Server>:<port>/SiteDirectory/<site name>/"
@SET STSADM="C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\ web server extensions\12\bin\stsadm.exe"
GACUTILEXE:GAC ユーティリティがあるフォルダーにパスを変更します。
TEMPLATEDIR:システム上の IIS Server のテンプレートのディレクトリパスを変更します。
WEBAPPDIR:システム上の IIS Server の WEBAPPDIR のパスがバッチファイル内のデフォルト値と異なる場合に変更します。
SITEURL:LiveCycle の機能をアクティブにする、システム上の SharePoint サイトの URL を変更します。
STSADM:STSADM ユーティリティがあるフォルダーへのパスを変更します。
注意: LiveCycle の機能は、SharePoint サーバーの Web アプリケーションにインストールされます。LiveCycle の機能は、URL を指定したサイトでのみアクティブになります。他の SharePoint サイトについては、各サイトのサイトの設定ページで後から LiveCycle の機能をアクティブにすることができます。詳しくは、SharePoint のヘルプを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
8.2.3 バッチファイルの実行編集されたバッチファイルがあるフォルダーに移動してから、Install.bat ファイルを実行します。
バッチファイルが実行されている間は SharePoint サイトで他のサービスを使用できないことに注意してください。
バッチファイルを実行すると、次の作業が行われます。
AdobeLiveCycleConnector.dll および AdobeLiveCycleWorkflow.dll のファイルが登録されます。これらの動的ライブラリによって、LiveCycle の機能が SharePoint サーバーと統合されます。
以前にインストールされていた SharePoint コネクタがアンインストールされます。
テンプレートファイルが WSS \TEMPLATE ディレクトリにコピーされます。
リソースファイルが WEBAPPDIR\App_GlobalResources ディレクトリにコピーされます。
LiveCycle の機能が、Web サーバーの拡張機能とあわせてインストールされてアクティブになります。
インストーラーが閉じて、プロンプトに戻ります。
8.2.4 サービスモデル設定の IIS Web アプリケーションのフォルダーへのコピーSharePoint Connector 固有の設定を、IIS Server の Web アプリケーションのホームディレクトリにコピーする必要があります。これによって、LiveCycle の機能が Web アプリケーションに追加されます。
LiveCycle の機能のインストーラーを抽出したときに作成された sharepoint-webpart フォルダーに移動します。
AdobeLiveCycleConnector.dll.config ファイルをテキストエディターで開きます。
<system.serviceModel> タグと </system.serviceModel> タグの間の内容(開始タグと終了タグを含む)をコピーしてから、ファイルを閉じます。
バッチファイルで指定したコンピューター上の IIS サービスの Web アプリケーションのホームディレクトリに移動します。そのフォルダーは、通常は C:¥Inetpub¥wwwroot¥wss¥VirtualDirectories¥<port> です。
web.config ファイルのバックアップコピーを作成してから、元のファイルをテキストエディターで開きます。
コピーした内容を </configuration> タグの前に追加します。
ファイルを保存して閉じます。
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