アップグレードプロセスを開始する前に、Java SDK、インストールファイル、監視フォルダーの内容、一時ディレクトリなど、以前の LiveCycle のデプロイメントに関連するすべてのファイルとディレクトリをバックアップする必要があります。これらの要素を削除しないでください。関連するバックアップタスクは次のとおりです。
(LiveCycle ES Update 1 からのアップグレード)アップグレードを実行する前にスケジューラーサービスを停止し、LiveCycle サーバーをシャットダウンしてコールドバックアップを実行します。
(LiveCycle ES2 からのアップグレード)アップグレードを実行する前に LiveCycle サーバーをメンテナンスモードにします(LiveCycle 管理ヘルプの「メンテナンスモードでの LiveCycle の実行」を参照)。LiveCycle サーバーをシャットダウンし、コールドバックアップを実行します。
次の LiveCycle データをバックアップに含める必要があります。
GDS ディレクトリ:このディレクトリは、ローカルドライブまたは共有ネットワークドライブ上のいずれかにあります。GDS ディレクトリのデフォルトの場所は、[JBoss root]/server/<profile_name>/svcnative/DocumentStorage です。GDS ディレクトリの検索およびバックアップの方法について詳しくは、LiveCycle 管理ヘルプの「グローバルドキュメントストレージディレクトリ」を参照してください。
データベース:データベースのバックアップユーティリティを使用して、データをバックアップします。LiveCycle データベースのバックアップ方法については、LiveCycle 管理ヘルプの「LiveCycle データベース」を参照してください。
LiveCycle EAR ファイル:EAR ファイルは、アップグレードに関する問題が発生した場合にシステムを復元するために必要です。
コンテンツ保存場所のルートディレクトリ:Adobe LiveCycle Content Services(非推奨)を現在のシステムにデプロイしている場合は、lccs_data ディレクトリをバックアップします。このディレクトリは、ローカルドライブまたは共有ネットワークドライブ上のいずれかにあります。
LiveCycle フォント:Configuration Manager(Administration Console で、設定/コアシステム/設定)で指定されている、Adobe フォントディレクトリをすべてバックアップします。その際、ディレクトリ全体をバックアップしてください。
ユーザーによるインストールフォント:LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 環境に追加のフォントをインストールしている場合は、それらのフォントを個別にバックアップします。
監視フォルダー:監視フォルダーをバックアップします。