LiveCycle にアップグレードするには、主に次のタスクを実行する必要があります。これらの多くは、自動オプションを使用してインストールおよびデプロイする場合は自動で行われます。
既存の LiveCycle データの手動バックアップ
LiveCycle の製品ファイル(新しいバージョンのアプリケーションサーバーとデータベースを含む)のインストール
LiveCycle EAR ファイルの設定およびデプロイメント
LiveCycle に含まれるサービスコンポーネントの更新(パッチの適用)
インストールプログラムおよび Configuration Manager が連動して、ほとんどのタスクが実行されます。このドキュメントの手順で説明するように、プロセス全体にわたって、入力の指示があります。
注意: Correspondence Management Solution は JBoss 4.2.1 ではサポートされていません。
自動アップグレードプロセスで実行されるタスクの詳細もともと自動オプションを使用して LiveCycle Update 1 または LiveCycle ES2 をインストールしていた場合は、自動アップグレードプロセスを使用して LiveCycle へ移行できます。自動化されたインストールおよびアップグレードプロセスでは、次のタスクが実行されます。
LiveCycle 製品ファイルをインストールします。
事前設定 JBoss 4.2.1 または JBoss 5.1 Application Server(Apache Tomcat サーブレットコンテナを埋め込み済み)をインストールします。
事前設定バージョンの MySQL 5.1.30 データベースサーバーをインストールします。
Configuration Manager を起動します。
(既存の LiveCycle インスタンスを実行している同じコンピューターでのアップグレード)適切な JBoss for Adobe LiveCycle サービスを停止します。
(既存の LiveCycle インスタンスを実行している同じコンピューターでのアップグレード)以前の LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 のインスタンスのデフォルトの場所から LiveCycle ES3 のデフォルトの場所に、グローバルドキュメントストレージ(GDS)の内容を移行します。
注意: :LiveCycle の以前のバージョンで GDS の場所を変更した場合は、LiveCycle ES3 で GDS の場所が同じであることを確認する必要があります。GDS の場所が同じでない場合は、以前の GDS の内容を LiveCycle ES3 の GDS に手動でコピーする必要があります。
LiveCycle ES3 EAR ファイルを設定してアセンブリします。
(既存の LiveCycle インスタンスを実行している同じコンピューターでのアップグレード)LiveCycle と共にインストールされた以前の MySQL インスタンスの MySQL データを、LiveCycle ES3 と共にインストールされた新しい MySQL インスタンスに移行します。
重要: 以前の LiveCycle インスタンスおよび新しい LiveCycle ES3 のインストールが同じコンピューター上にない場合、LiveCycle ES3 インストーラーでインストールされた MySQL インスタンスに手動で MySQL データを読み込み、LiveCycle ES3 に使用する予定の新しいコンピューターに関連するディレクトリをコピーする必要があります。以前の LiveCycle MySQL データベースインスタンスを新しい LiveCycle ES3 MySQL データベースインスタンスに移行し、LiveCycle データをバックアップするための詳細な手順については、 この記事を参照してください。
JBoss for Adobe LiveCycle ES3 サービスを開始します。
LiveCycle EAR ファイルを JBoss にデプロイします。
MySQL データベースを初期化します。
コンポーネントをデプロイする前に、重要なデータの移行を行います。
必要なコンポーネントをすべて JBoss にデプロイします。
以前のサービス設定パラメーター、エンドポイント、監視フォルダーなどを保持する既存のコンポーネントを更新(パッチ適用)します。
設定などの重要なデータや構成データを LiveCycle に移行します。
ECM Connector(Connector for EMC Documentum、Connector for IBM FileNet、Connector for IBM Content Manager、Connector for Microsoft SharePoint など)、PDF Generator、Reader Extensions などのモジュールを設定します。
LiveCycle サンプルを JBoss にデプロイします。
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