LiveCycle のデフォルトのインストール先ディレクトリは C:¥Adobe¥Adobe LiveCycle ES3 です。LiveCycle をインストールした後、Configuration Manager を実行して、LiveCycle ES3 へのアップグレードを実行します。
4.1.1 LiveCycle のインストール次のいずれかを実行します。
ダウンロードサイトから、ファイルシステムに JBoss_DVD.zip ファイル(LiveCycle Electronic Software Distribution または ESD ファイル)をダウンロードし、すべての内容を展開します。JBoss_DVD.zip ファイルのディレクトリ階層は変更しないでください。
ZIP ファイルを抽出したら、次のいずれかの方法を使用してインストーラーを起動します。
(32 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。
(64 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows_64¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。
JBoss DVD から \server フォルダーに移動します。次のいずれかの方法でインストーラーを起動します。
注意: 32 ビットバージョンは、開発および評価専用のバージョンです。
プロンプトが表示されたら、インストールで使用する言語を選択して「OK」をクリックします。
はじめに画面で「次へ」をクリックします。
アップグレードの準備画面で、以前のバージョンの LiveCycle がターゲットマシンにインストールされている場合にのみ表示されます。次のいずれかの操作を実行します。
「既存のインストールを Adobe LiveCycle ES3 にアップグレードする準備」を選択して、LiveCycle ES3 にアップグレードします。表示されたパスがアップグレードする LiveCycle のインストール場所を指していない場合は、「参照」をクリックして、アップグレードする LiveCycle インスタンスのパスを指定します。
「Adobe LiveCycle ES3 をインストール」を選択して、新しいインスタンスの LiveCycle をインストールします。
インストールフォルダーを選択画面で、表示されたデフォルトのディレクトリをそのまま使用するか、「選択」をクリックして LiveCycle のインストール先ディレクトリを選択してから、「次へ」をクリックします。このディレクトリを [LiveCycle root] と呼びます。デフォルトのインストールパスは C:¥Adobe¥Adobe LiveCycle ES3 です。
「デフォルトのフォルダーに戻す」ボタンを使用すると、ユーザーが追加したパスがデフォルトのインストールパスに置き換えられます。
注意: インストールディレクトリパスの長さは 40 文字を超えないようにしてください。また、国際文字や特殊文字を使用しないでください。
部分的な自動インストールオプション画面で、事前設定済みの MySQL データベースサーバーを含めるか、LiveCycle と共に使用する独自の外部データベースサーバーを選択することができます。
注意: この画面は、Livecycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 の部分的な自動インストールによるアップグレードを実行している場合にのみ表示されます。
インストールタイプを選択画面で、インストールタイプを選択し、「次へ」をクリックします。
通常の自動インストールの場合、インストールタイプとして「標準」の下の「自動」を選択します。自動オプションでは、LiveCycle、JBoss Application Server(JBoss 5.1 または JBoss 4.2.1)、MySQL 5.1.30 データベースおよび JDK 1.6.0_26 がインストールされます。
事前設定した MySQL データベース以外のデータベースを使用する場合は、「カスタム」の下にある「部分的な自動オプション」を選択します。LiveCycle、JBoss Application Server および JDK 1.6.0_26 はデフォルトでインストールされます。
自動インストールではなくカスタムインストールを行う場合は、「手動」を選択します。このオプションは、JBoss Application Server および MySQL データベースが既にシステムにインストールされており、それに LiveCycle インストーラーで作成されるのと同じ Windows サービス名がつけられている場合にデフォルトで選択されます。
注意: この画面は、アップグレードの準備画面で「Adobe LiveCycle ES3 をインストール」を選択するか、以前のバージョンの LiveCycle がインストールされていないコンピューターに LiveCycle をインストールする場合にのみ表示されます。
注意: 手動インストールの場合、操作を続行する前に、『LiveCycle ES3 へのアップグレード(JBoss 版)』、『LiveCycle ES3 へのアップグレードの準備』の各ガイドを参照してください。
JBoss バージョンの選択画面で、LiveCycle と共に使用する JBoss のいずれかのバージョンを選択します。
(インストーラーと共に提供される MySQL のみ)MySQL データベースの選択画面で、MySQL ルート管理者のパスワードを設定し、必要に応じて、MySQL のポート番号を入力します。この画面は、「MySQL の自動オプションを含める」オプションを選択した場合に、自動インストールまたは部分的な自動インストールを実行している場合にのみ表示されます。
注意: 部分的な自動インストールオプション画面で、「データベースを使用」を選択した場合は、この画面は表示されません。
注意: MySQL ではユーザー名またはパスワードに特殊文字とスペースを使用できません。このパスワードは、今後の参照用に記録しておいてください。
JBoss Application Server 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
(インストーラーと共に提供される MySQL を使用する場合のみ)MySQL 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。この画面は、「部分的な自動オプション」を使用するときに、「自動」または「MySQL の自動オプションを含める」が選択されている場合にのみ表示されます。
Adobe LiveCycle ES3 Server 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
プリインストールの概要を確認して、「インストール」をクリックします。インストールプログラムによりインストールの進行状況が表示されます。このプロセスは、完了するまでに数分かかる場合があります。
リリースノートを確認して「次へ」をクリックします。
インストール完了画面で、次のいずれかのオプションを選択します。
Connectors for ECM をアップグレードする場合は、「Configuration Manager を起動」の選択を解除して「完了」をクリックし、「4.2 アップグレードのための Connectors for ECM の準備」に移動してください。
サービスパックの更新が必要ない場合は、「Configuration Manager を起動」が選択されていることを確認し、「完了」をクリックします。
サービスパックの更新が必要な場合は、「Configuration Manager を起動」オプションの選択を解除し、「完了」をクリックしてインストーラーを終了します。
注意: 「Configuration Manager を起動」の選択を解除し、インストーラーを終了すると、[LiveCycle root]¥configurationManager¥bin にある ConfigurationManager.bat ファイルを使用して、Configuration Manager を後で実行できます。
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