アップグレードに関する考慮事項

アップグレード時に Content Services(非推奨)EAR のデプロイに失敗する

注意: アドビは、Adobe® LiveCycle® Content Services ES のお客様に、コンテンツリポジトリへの移行をお願いしています。コンテンツリポジトリはモジュール化された最新の CRX アーキテクチャ上に構築されており、この CRX アーキテクチャは、アドビによる Day Software の吸収合併により利用可能になりました。コンテンツリポジトリ は LiveCycle Foundation に付属し、LiveCycle ES3 リリース以降で利用できます。

LiveCycle へのアップグレード時に、Adobe® LiveCycle® Content Services 9(非推奨)EAR のデプロイメントが失敗し、次の例外メッセージが表示されることがあります。

SchemaBootstr E org.alfresco.util.LogUtil error Schema auto-update failed org.alfresco.error.AlfrescoRuntimeException: A previous schema upgrade failed or was not completed. Revert to the original database before attempting the upgrade again.

この問題は、LiveCycle データベースに ALF_BOOTSTRAP_LOCK テーブルが存在している場合に発生します。

WebSphere のリソース使用率が高いので EAR のデプロイメントに失敗する

WebSphere Application Server のリソース使用率が高い場合、アップグレード時に Content Services のデプロイメントに失敗することがあります。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

バックアップからの lccs_data のコンテンツとデータベースの復元

  1. データベースのバックアップコピーから、alf および avm で始まる名前のテーブルを復元して、元の Content Services データベースに戻します。

  2. バックアップコピーからコンテンツストアのルートにあるコンテンツを復元します。

合計トランザクション存続時間タイムアウト値の拡張

  1. WebSphere Administrative Console で、Servers/Server Types/WebSphere application servers をクリックし、サーバー名をクリックします。

  2. Container Settings/Container Services/Transaction Service をクリックします。

  3. 「Configuration」タブで、「Total transaction lifetime timeout」設定の値を 900 秒に設定します。

  4. Apply」または「OK」をクリックします。

  5. アプリケーションサーバーを再起動します。

異なる順序での EAR のデプロイ

もう一度アップグレードを開始します。Configuration Manager で、Content Services EAR をデプロイしてからその他の EAR をデプロイします。

  1. LiveCycle EAR をデプロイ画面で、adobe-contentservices.ear を選択し、「デプロイ」をクリックします。

  2. Content Services EAR が正常にデプロイされたら、adobe-contentservices.ear の選択を解除し、その他の EAR を選択して「デプロイ」をクリックします。

ALF_BOOTSTRAP_LOCK データベーステーブルが原因で EAR のデプロイメントに失敗する

LiveCycle データベースに ALF_BOOTSTRAP_LOCK テーブルが存在する場合、アップグレード時に Content Services EAR のデプロイメントに失敗することがあります。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

  1. バックアップから lccs_data のコンテンツとデータベースを復元します。WebSphere のリソース使用率が高いので EAR のデプロイメントに失敗するを参照してください。

  2. LiveCycle データベースから ALF_BOOTSTRAP_LOCK テーブルを削除し、アップグレードを再度開始します。

  3. Content Services EAR をデプロイしてから、その他の EAR をデプロイします。WebSphere のリソース使用率が高いので EAR のデプロイメントに失敗するを参照してください。

アップグレード時に Content Services(非推奨)EAR ファイルが一部のノードにしかデプロイされない

クラスター上の Content Services にアップグレードする場合、Content Services EAR ファイルは最初のノードにデプロイされますが、他のクラスターノードにはデプロイされません。次の 2 つの対処方法でこの問題を解決できますが、それぞれに欠点もあります。内容を確認し、どちらの対処方法が環境に最適かを判断してください。

  • アップグレード時、Configuration Manager を使用して Content Services EAR ファイルを設定するとき、LiveCycle のインデックスルートディレクトリに、以前の LiveCycle バージョンで指定した場所と異なる場所を指定します。この対処方法によって、クラスター内のすべてのノードを起動できます。

    注意: この方法を使用すると、Content Services リポジトリに多数のコンテンツが保存されている場合は、LiveCycle サーバーの起動に時間がかかることがあります。クラスターの各ノードがインデックスの再作成を試行するので、この問題が起こります。
  • EAR ファイルのデプロイ時に、クラスターのノードを 1 つだけ起動させるようにし、アップグレードプロセス全体を通して、そのノードにのみ関連する詳細を指定します。この手順によって、LiveCycle サーバーはインデックスの再作成を行わず、インデックスの更新のみを行うようになります。

    このノードが正常に起動したら、手動でこのノードのインデックスディレクトリをクラスターのその他のノード(Configuration Manager の実行を予定していないノード)にコピーします。コピーしたら、クラスターのその他のノードを起動します。これで、Content Services EAR ファイルはすべてのクラスターノードに正常にデプロイされます。

    注意: この対処方法は実装に時間がかかりますが、起動時のサーバーのダウン時間が最小限に抑えられます。