SharePoint ユーザーアカウントが LiveCycle サーバー上で認識されるようにするには、LiveCycle と SharePoint ユーザーアカウントを同じユーザーディレクトリ(LDAP ディレクトリなど)と同期させます。ユーザーアカウントとユーザーディレクトリを同期させることによって、ユーザーは SharePoint サイトの Adobe® LiveCycle® Rights Management 10 機能にアクセスできるようになります。同期後、サービスユーザーロールを LiveCycle サーバーで認識されている SharePoint ユーザーアカウントにアサインします。
エンタープライズドメインユーザーを設定するには、次の手順を実行します。Connector for Microsoft SharePoint をインストールする前にエンタープライズドメインユーザーを設定した場合は、手順 3 のみ実行します。
管理コンソールにログインし、設定/User Management/ドメインの管理をクリックします。
「新規エンタープライズドメイン」をクリックして、ドメイン ID と名前を入力します。
ドメイン ID は、ドメインの一意の識別子です。LiveCycle データベースとして DB2 を使用している場合、ID の許容される最大長は、1 バイト(ASCII)文字で 100 文字、2 バイト文字で 50 文字、または 4 バイト文字で 25 文字です。同様に、LiveCycle データベースとして MySQL を使用している場合、ID には 1 バイト(ASCII)文字のみを使用してください。LiveCycle 管理ヘルプの「エンタープライズドメインの追加」を参照してください。
カスタム認証プロバイダを追加するには、「認証を追加」をクリックして以下のタスクを実行します。
「認証プロバイダ」リストで「カスタム」を選択します。
「MSSharePointAuthProvider」を選択して、「OK」をクリックします。
注意: MSSharePointAuthProvider サービスを使用できない場合、アプリケーションサーバーを再起動します。Connector for Microsoft SharePoint のインストールと設定を行った後にサーバーを再起動すると、LiveCycle サーバーで MSSharePointAuthProvider サービスがカスタム認証プロバイダーとして認識されるようになります。
LDAP 認証プロバイダを追加するには、「認証を追加」をクリックして以下のタスクを実行します。
LDAP ディレクトリを追加するには、「ディレクトリを追加」をクリックして以下のタスクを実行します。
「プロファイル名」ボックスに一意の名前を入力し、「次へ」をクリックします。
「サーバー」、「ポート」、「SSL」、「バインド」および「ページに次の情報を入力」オプションの値を指定します。「バインド」オプションで「ユーザー」を選択する場合は、「名前」フィールドと「パスワード」フィールドにも値を指定します。
(オプション)必要に応じてベースドメイン名を取得するには、「BaseDN を取得」を選択します。
「次へ」をクリックします。
ユーザー設定を行い「次へ」をクリックします。
グループ設定を行い「次へ」をクリックします。
設定について詳しくは、ページの右上隅にある User Management ヘルプをクリックします。
「完了」をクリックして「ディレクトリを追加」ページを閉じ、もう一度「OK」をクリックします。
作成したエンタープライズドメインを選択し、「今すぐ同期」をクリックします。LDAP ネットワークのユーザーとグループの数および接続の速度によって、同期処理は数分かかる場合があります。
(オプション)同期のステータスを確認するには、「更新」をクリックし、「現在の同期の状態」列にステータスを表示します。
設定/User Management/ユーザーとグループをクリックします。
LDAP から同期されたユーザーを検索し、ロールをアサインするには、以下のタスクを実行します。
1 つ以上のユーザーを選択し、「ロールをアサイン」をクリックします。
1 つ以上の LiveCycle のロールを選択し、「OK」をクリックします。
「OK」をクリックして、ロールアサインを確認します。
ロールをアサインするすべてのユーザーについて、この手順を繰り返します。
詳しくは、ページの右上隅にある User Management ヘルプをクリックします。
これらの手順を使用してエンタープライズドメインの認証プロバイダーを設定する場合、プロセスのコンテキストを使用して Adobe® LiveCycle® Workbench 10 から呼び出されるプロセスでは、そのプロセスを開始しているユーザーのコンテキストが使用されます。詳しくは、Workbench ヘルプを参照してください。
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