仮装ユーザーの定義

仮装制御の権限

SharePoint ユーザーが LiveCycle プロセスまたは Rights Management アクションを呼び出すと、SharePoint サーバーから LiveCycle サーバーに要求が送信されます。このとき、仮装ユーザーの秘密鍵証明書を使用して、LiveCycle サーバーにログオンします。ログオン後、プロセスまたはアクションを呼び出している SharePoint ユーザーの ID が LiveCycle サーバーで確認されます。SharePoint ユーザーが必要な権限を持っている場合、プロセスが実行されるか、現在ログインしている SharePoint ユーザーにポリシーが適用されます。

SharePoint ユーザーに LiveCycle プロセスの呼び出しや Rights Management 機能の使用を許可するには、仮装ユーザーを設定します。管理コンソールを使用して Connector for Microsoft SharePoint を設定するときに、仮装ユーザーの詳細情報を入力します。

仮装権限の付与

  1. 管理コンソールで、Identity Impersonation Control 権限をアサインするユーザーアカウントを作成します。

    ユーザーディレクトリと同期できるユーザーアカウントが作成されます。

  2. Identity Impersonation Control 権限を持つロールを作成し、作成したユーザーアカウントにこのロールをアサインします。

    これらの権限により、必要な秘密鍵証明書は LiveCycle サーバーにデプロイされている SharePoint Connector コンポーネントに付与されます。

  3. サービス/アプリケーションおよびサービス/サービスの管理に移動します。

  4. カテゴリリストから、「Connector for MSSharePoint」を選択します。

  5. サービスの管理ページで、「MSSharePointConfigService」をクリックします。

  6. MSSharePointConfigService の設定ページで、作成したユーザーアカウントのユーザー名とパスワードを追加します。

  7. 「保存」をクリックします。