SharePoint サイトの設定

SharePoint サイトで LiveCycle サーバーを設定して、SharePoint ユーザーが SharePoint サイトから LiveCycle プロセスを呼び出すことができるようにします。

  1. ユーザー名とパスワードを使用して SharePoint サイトにログインします。

  2. サイトページで、サイトの操作サイトの設定をクリックします。

  3. サイトの設定ページの「Adobe LiveCycle」で、「LiveCycle 設定」をクリックします。

  4. サーバーパラメーターを入力します。

    • ホスト名およびポート番号:LiveCycle サーバーをホストするマシンのホスト名とポートを入力します。

    • ユーザー名およびパスワード:SharePoint サイトから機能を開始するユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。サーバーで、このユーザーアカウントにサービスユーザーロールが設定されている必要があります。入力する必要のあるユーザーアカウントの種類については、LC バインディングユーザーの作成を参照してください。LiveCycle でのサービスおよびユーザーアカウントの設定について詳しくは、LiveCycle 管理ヘルプを参照してください。

  5. 「HTTPS 接続を有効にする」を選択して、LiveCycle サーバーに安全に接続します。
    注意: LiveCycle も、セキュアモード(HTTPS)で動作している必要があります。また、デフォルトのセキュアポートは http ポートと異なっているのが普通なので、手順 4 のポート番号の設定もそれに応じて変更してください。
  6. PDF Generator の設定を入力します。

    PDF Generator の設定を参照してください。

  7. Reader Extensions の設定を指定します。

    Reader Extensions の設定を参照してください。

  8. Rights Management の設定を入力します。

    Rights Management の設定を参照してください。

  9. 「適用」をクリックします。

PDF Generator の設定

ユーザーが「Adobe PDF に変換」操作を呼び出すことができるようにするには、次の設定を指定するだけでなく、PDF Generator が LiveCycle サーバーで使用できることも確認します。PDF Generator について詳しくは、管理ヘルプを参照してください。

  1. 次のいずれかの手順を実行します。

    • 手動で設定を行うには、「ユーザー定義の設定を使用」を選択します。

    • PDF 設定ファイル(JOBOPTIONS ファイル)を使用して PDF 設定を行うには、「アップロードする設定ファイル」を選択します。このオプションを選択すると、すべての PDF 設定オプションが無効になります。

  2. 「ユーザー定義の設定を使用」オプションを選択した場合、次のフィールドに値を指定します。

    • ファイルタイプの設定 生成される PDF ファイルに適用される設定を選択します。

    • Adobe PDF 設定 生成される PDF ファイルに適用される出力設定を選択します。

    • セキュリティ設定 生成される PDF ファイルのセキュリティ設定を指定します。

    • タイムアウト 変換が完了するまでの最大時間を入力します。

    • XMP ドキュメント メタデータ情報を含むファイルを表示し、選択して、生成される PDF ファイルに適用します。

    • 設定ドキュメント PDF ファイルの生成時に適用される設定を含むドキュメントを表示し、選択します。

Reader Extensions の設定

ユーザー側で使用権限を PDF ドキュメントに適用するためには、LiveCycle サーバーで Reader Extensions を使用できるようにしておく必要があります。さらに、次の項目を設定します。Reader Extension について詳しくは、管理ヘルプを参照してください。

  • 証明書エイリアス 使用権限の付与に使用する秘密鍵証明書エイリアスを選択します。

  • 使用権限オプションを適用 使用権限を PDF ファイルに適用する際に使用する実行時オプションを選択します。使用権限を PDF ドキュメントに適用するには、1 つ以上のオプションを選択する必要があります。

オプション

説明

基本フォームに記入

フォームへの記入と記入したフォームの送信をユーザーに許可します。

フォームデータの読み込みおよび書き出し
Adobe PDF フォームからのフォームデータの読み込みおよび書き出しをユーザーに許可します。

Web ブラウザー以外で送信
Adobe® Reader を使用して記入されたフォームを送信することをユーザーに許可します。

データベースと Web サービスの接続性
PDF ドキュメントをオンラインフォームとして使用することを許可します。

フォームフィールドを追加、削除、および変更
PDF ドキュメントで、既存の記入されているフォームフィールドを編集することを許可します。

テンプレートからページを作成
Adobe PDF ドキュメントでフォームテンプレートからページを作成することをユーザーに許可します。

2D バーコードのデコード

PDF ドキュメントの二次元バーコードのデコードを許可します。

電子署名

PDF ドキュメントへの電子署名の追加を許可します。

コメント

PDF ドキュメントのオフラインでのコメントを許可します。

埋め込まれた添付ファイル

PDF ドキュメントへの添付ファイルの埋め込みを許可します。

ドラフトレベル

PDF ドキュメントをドラフトコピーまたは最終コピーとして保存することをユーザーに許可します。

Reader メッセージ

PDF ドキュメントに使用権限があることをユーザーに通知するために Adobe Reader 内で表示されるテキストです。

  • BLOB 用のデフォルトのプロトコルを選択 SharePoint サイトで SharePoint リポジトリと LiveCycle サーバーの間のバイナリファイルの交換に使用されるエンコードプロトコルを選択します。デフォルトは、Base64 エンコードです。

Rights Management の設定

ユーザー側でドキュメントにポリシー設定を適用するためには、LiveCycle サーバーで Rights Management を使用できるようにしておく必要があります。さらに、次の項目を設定します。(管理ヘルプを参照してください)。

  • ポリシーセット名:ドキュメントの保護に使用するポリシーセットを指定します。ポリシーセットは、管理コンソールで定義されます。

  • ポリシー名:ドキュメントの保護に使用するポリシーの名前を入力します。

Rights Management は、次のファイルタイプをサポートしています。

  • Adobe PDF ドキュメント(.PDF)

  • Microsoft Office 2003、2007 および 2010 ドキュメント(.DOC、.XLS、.PPT、.DOCX、.XLSX、.PPTX)