Rights Management では、様々な種類のユーザーがそれぞれ異なるタスクを実行します。
システム管理者などの IS(情報システム)担当者は、Rights Management をインストールおよび設定します。サーバー、Web ページ、ポリシーおよびドキュメントのグローバル設定を行うこともあります。
これらの設定には、例えば、ベース Rights Management URL、監査とプライバシー通知、招待ユーザーの登録通知、デフォルトのオフラインリース期間などが含まれます。
Rights Management 管理者は、ポリシーとポリシーセットを作成し、ポリシーで保護されたユーザーのドキュメントを必要に応じて管理します。また、招待ユーザーアカウントを作成したり、システム、ドキュメント、ユーザー、ポリシー、ポリシーセット、カスタムイベントを監視します。システム管理者と協力して、グローバルサーバー、Web ページおよびポリシー設定を行うこともあります。
管理者は、Administration Console の User Management 領域で、以下に示すロールをユーザーにアサインすることができます。これらのロールをアサインされたユーザーは、Administration Console の Rights Management ユーザーインターフェイス領域でタスクを実行します。
有効な Rights Management アカウントを持つ組織内のユーザーは、独自のポリシーの作成、ポリシーによるドキュメントの保護、ポリシーで保護されたドキュメントの追跡と管理、および自分のドキュメントに関連するイベントの監視を行います。
ポリシーセットコーディネーターは、ドキュメントの管理、イベントの表示および他のポリシーセットコーディネーターの管理(権限に基づく)を行います。管理者が、特定のポリシーセットのポリシーセットコーディネーターとしてユーザーを指定します。
ビジネスパートナーなどの組織外のユーザーは、Rights Management ディレクトリに含まれている場合、管理者によって専用のアカウントが作成された場合、または自動電子メール招待プロセスを通じて Rights Management に登録された場合に、ポリシーで保護されたドキュメントを使用できます。管理者が指定するアクセス設定に応じて、招待ユーザーは、ドキュメントにポリシーを適用したり、ポリシーを作成、変更および削除したりすることができます。また、他の外部ユーザーを招待して、ポリシーで保護されたドキュメントを使用させることもできます。
開発者は、LiveCycle SDK を使用して、カスタムアプリケーションと Rights Management を統合します。
|
|
|