注意: LiveCycle が IBM Content Manager をサポートしているのは、バージョン 8.4 のみです。ECM が適切にアップグレードされていることを確認してください。
Connector for IBM Content Manager サービスを LiveCycle の一部としてインストールした場合は、次の手順を実行して、IBM Content Manager データストアに接続するようサービスを設定します。
Connector for IBM Content Manager の設定[appserverdomain] フォルダーにある adobe-component-ext.properties ファイルを開きます。ファイルが存在しない場合は、ファイルを作成します。
次の IBM II4C JAR ファイルの場所を指定する、新しいシステムプロパティを追加します。
cmb81.jar
cmbcm81.jar
cmbicm81.jar
cmblog4j81.jar
cmbsdk81.jar
cmbutil81.jar
cmbutilicm81.jar
cmbview81.jar
cmbwas81.jar
cmbwcm81.jar
cmgmt
注意: cmgmt は JAR ファイルではありません。Windows では、このフォルダーはデフォルトで C:¥Program Files¥IBM¥db2cmv8¥ にあります。
common.jar
db2jcc.jar
db2jcc_license_cisuz.jar
db2jcc_license_cu.jar
ecore.jar
ibmjgssprovider.jar
ibmjsseprovider2.jar
ibmpkcs.jar
icmrm81.jar
jcache.jar
log4j-1.2.8.jar
xerces.jar
xml.jar
xsd.jar
新しいシステムプロパティは次のようになります。
[component id].ext=[JAR files and/or folders]
例えば、デフォルトの DB2 Universal Database Client および II4C インストールを使用する場合、次のシステムプロパティをファイルに追加します。その際、システムプロパティは新しい行に記述し、行中に改行を入れず、末尾で改行してください。
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/cmgmt,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/java/jre/lib/ibmjsseprovider2.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/java/jre/lib/ibmjgssprovider.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/java/jre/lib/ibmpkcs.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/java/jre/lib/xml.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbview81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmb81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbcm81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/xsd.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/common.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/ecore.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbicm81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbwcm81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/jcache.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbutil81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbutilicm81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/icmrm81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/db2jcc.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/db2jcc_license_cu.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/db2jcc_license_cisuz.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/xerces.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmblog4j81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/log4j-1.2.8.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbsdk81.jar,
C:/Program Files/IBM/db2cmv8/lib/cmbwas81.jar
アプリケーションサーバーが現在実行されていない場合は、サーバーを起動します。実行されている場合は、サーバーを停止し、再起動します。
これで、IBMCMConnectorService プロパティシートから IBM Content Manager データストアに、「Use User credentials」をログインモードとして使用して接続できます。
これで、この手順に必要なステップを完了しました。
(オプション)IBMCMConnectorService プロパティシートから IBM Content Manager データストアに、「Use Credentials From Process Context」をログインモードとして使用して接続するには、次の手順を実行します。
「Use Credentials from process context」ログインモードを使用した接続Web ブラウザーを開き、次の URL を入力します。
http:/[host]/:[port]/adminui
上級管理者の資格情報を使用してログインします。インストール中に設定されたデフォルト値は、次のとおりです。
ユーザー名:administrator
パスワード:password
サービス/LiveCycle ES3 Connector for IBM Content Manager をクリックします。
必要なリポジトリ情報のすべてを入力して「保存」をクリックします。IBM Content Manager リポジトリ情報について詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックします。
次のいずれかのタスクを実行します。
IBM Content Manager Authorization サービス(IBMCMAuthProvider)を使用して IBM Content Manager データストアのコンテンツを Workbench の Processes ビューで使用するには、この手順を続行します。IBM Content Manager Authorization サービスを使用すると、デフォルトの LiveCycle 認証が上書きされるので、IBM Content Manager の資格情報を使用して Workbench にログインするように設定する必要があります。
Workbench の Processes ビューで IBM Content Manager データストアのコンテンツを使用するために手順 4 で指定したシステム資格情報を使用するには、LiveCycle の上級管理者の資格情報(デフォルトは administrator と password)を使用して、Workbench にログインします。これで、この手順に必要なステップを完了しました。この場合、手順 4 で指定したシステム資格情報は、デフォルトリポジトリにアクセスするためのデフォルトの LiveCycle 認証サービスを使用します。
Administration Console にログインし、設定/User Management/ドメインの管理をクリックします。
「新規エンタープライズドメイン」をクリックして、ドメイン ID と名前を入力します。ドメイン ID は、ドメインの一意の識別子です。名前は、ドメインの識別名です。 注意: LiveCycle データベースとして DB2 を使用している場合、ID の許容される最大長は、1 バイト(ASCII)文字で 100、2 バイト文字で 50、4 バイト文字で 25 文字です(LiveCycle の管理ヘルプの「エンタープライズドメインの追加」を参照)。
注意: LiveCycle データベースとして MySQL を使用している場合、ID には 1 バイト(ASCII)文字のみを使用してください( 管理ヘルプの「エンタープライズドメインの追加」を参照)。
カスタム認証プロバイダーを追加します。
LDAP 認証プロバイダーを追加します。
LDAP ディレクトリを追加します。
「ディレクトリを追加」をクリックします。
「プロファイル名」ボックスに一意の名前を入力し、「次へ」をクリックします。
「サーバー」、「ポート」、「SSL」、「バインド」および「ページに次の情報を入力」オプションの値を指定します。「バインド」オプションで「ユーザー」を選択する場合は、「名前」と「パスワード」フィールドにも値を指定する必要があります。(オプション)必要に応じてベースドメイン名を取得するには、「BaseDN を取得」を選択します。完了したら、「次へ」をクリックします。
ユーザー設定を指定し、「次へ」をクリックし、必要に応じてグループ設定を指定して「次へ」をクリックします。
上記の設定について詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックしてください。
「OK」をクリックして「ディレクトリを追加」ページを閉じ、もう一度「OK」をクリックします。
新しいエンタープライズドメインを選択し、「今すぐ同期」をクリックします。LDAP ネットワークのユーザーとグループ数および接続の速度によって、同期処理には数分かかる場合があります。
同期のステータスを確認するには、「更新」をクリックし、「現在の同期の状態」列にステータスを表示します。
設定/User Management/ユーザーとグループをクリックします。
LDAP から同期されたユーザーを検索し、以下のタスクを実行します。
1 つ以上のユーザーを選択し、「ロールをアサイン」をクリックします。
1 つ以上の LiveCycle のロールを選択し、「OK」をクリックします。
「OK」をもう一度クリックして、ロールアサインを確認します。
ロールをアサインするすべてのユーザーについて、この手順を繰り返します。詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックします。
Workbench を起動し、IBM Content Manager データストア用の次の資格情報を使用してログインします。
Username:[username]@[repository_name]
Password:[password]
これで、IBMCMConnectorService オーケストレーション可能コンポーネントのログインモードが「Use Credentials from process context」と選択されている場合に、Workbench の Processes ビューで IBM Content Manager データストアを使用できます。
|
|
|