2.1 自動オプションの概要

この自動オプションは評価環境、開発者用の環境および小規模な実稼働環境の迅速なインストールに最適です。自動オプションは、Boss Application Server に LiveCycle をインストールおよび設定する際に必要なすべてのタスクを自動的に実行します。また、自動オプションは、Microsoft Windows でのみ実行されるローカル MySQL データベースをインストールします(または、事前に設定したリモートデータベースを使用します)。

自動インストールでは、次のタスクが実行されます。

  • 製品ファイルをインストールします。

  • 必須の Sun JDK バージョン 1.6.0_26 をインストールします。

  • JBoss 5.1 アプリケーションサーバー(Apache Tomcat サーブレットコンテナが埋め込まれているもの)をインストールします。

  • (部分的な自動オプションに含まれない)MySQL 5.1.30 データベースをインストールします。

  • Configuration Manager を起動します。

  • 高速モードまたはカスタムモードで LiveCycle EAR ファイルを設定およびアセンブリします。

  • LiveCycle を JBoss にデプロイします。

  • データベース(ローカル MySQL データベース、または部分的な自動オプションを使用したリモートデータベース)を初期化します。

  • 必須の LiveCycle コンポーネントを JBoss にデプロイします。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® Reader® Extensions 10 を設定します。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® 10 Connector for EMC® Documentum® を設定します。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® 10 Connector for IBM® Content Manager を設定します。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® 10 Connector for IBM® FileNet を設定します。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® 10 Connector for Microsoft® SharePoint® を設定します。

  • (オプション)Adobe® LiveCycle® PDF Generator 10 を設定します。

  • (オプション)製品サンプルを読み込みます。

また、コマンドラインモードで自動インストールを実行することもできます。GUI をサポートしていないコンピューターに LiveCycle をインストールする場合に、このオプションを使用できます。また、コマンドラインオプションを使用して LiveCycle をアンインストールすることもできます。