5.2 LiveCycle のインストール

  1. 次のいずれかを実行します。

    • ダウンロードサイトにある JBoss_DVD.zip ファイル(LiveCycle Electronic Software Download(ESD)ファイル)をファイルシステムにダウンロードし、すべて展開します。JBoss_DVD.zip ファイルのディレクトリ階層は変更しないでください。

      • ZIP ファイルを展開したら、次のいずれかの方法を使用してインストーラーを起動します。

      • (32 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。

      • (64 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows_64¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。

    • JBoss DVD から ¥server フォルダーに移動します。次のいずれかの方法でインストーラーを起動します。

      • (32 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。

      • (64 ビットシステムの場合)¥server¥Disk1¥InstData¥Windows_64¥VM フォルダーの install.exe ファイルをダブルクリックします。

    注意: 32 ビットバージョンは、開発および評価の目的でのみ使用します。
    注意: 32 ビットのインストールを実行する場合、Adobe_JAVA_HOME 環境変数が 32 ビットバージョンの JDK に設定されていることを確認してください。
  2. プロンプトが表示されたら、インストールで使用する言語を選択して「OK」をクリックします。

  3. はじめに画面で「次へ」をクリックします。

  4. アップグレードの準備画面で、次のいずれかのタスクを実行します。

    • 現在のインストールを LiveCycle ES3 にアップグレードするには、「既存のインストールを Adobe LiveCycle ES3 にアップグレードする準備」を選択します。

    • LiveCycle ES3 をインストールするには、「Adobe LiveCycle ES3 をインストール」を選択します。

    注意: この画面は、以前のバージョンの LiveCycle がインストールされている場合にのみ表示されます。
  5. インストールフォルダーを選択画面で、表示されたデフォルトのディレクトリをそのまま使用するか、「選択」をクリックし製品のインストール先ディレクトリを選択してから、「次へ」をクリックします。このディレクトリを [LiveCycle root] と呼びます。

    注意: インストールディレクトリパスの長さは 40 文字を超えないようにしてください。また、国際文字や特殊文字を使用しないでください。
  6. インストールタイプを選択画面で、インストールタイプを選択し、「次へ」をクリックします。

    • 通常の自動インストールの場合、インストールタイプとして「標準」の下の「自動」を選択します。自動オプションでは、LiveCycle、JBoss Application Server(JBoss 5.1 または JBoss 4.2.1)、MySQL 5.1.30 データベースおよび JDK 1.6.0_26 がインストールされます。4 インストールおよび設定(自動オプション)を参照してください。

    • 事前設定した MySQL データベースおよび JDK 以外のデータベースを使用する場合は、「カスタム」の下にある「部分的な自動オプション」を選択します。デフォルトで LiveCycle と JBoss Application Server がインストールされます。

    • 自動インストールの代わりに任意のデータベース、アプリケーションサーバーおよび JDK を使用してカスタムインストールを実行するには、「手動」を選択します。このオプションがデフォルトで選択されるのは、JBoss アプリケーションサーバーおよび MySQL データベースが既にシステムにインストールされていて、それらの Windows サービス名が LiveCycle インストーラーによって作成されるサービス名と同じである場合です。

    注意: 手動インストールについては、使用しているアプリケーションサーバー版の『LiveCycle のインストールおよびデプロイ』ガイドを参照してください。さらに、『LiveCycle のインストールの準備』のすべての手順を確認してから、操作を続行してください。
  7. 「データベース」セクションで、次の作業を実行します。

    • 新しいデータベースをインストールする場合:「MySQL (MySQL 5.0) の自動オプションを含める」を選択し、「次へ」をクリックします。

    • 既存のデータベースを使用する場合:「データベースを使用」を選択し、使用しているデータベースのタイプを選択して「次へ」をクリックします。

  8. JBoss バージョンの選択画面で、インストールするアドビの事前設定 JBoss Application Server のバージョンを選択します。
    注意: JBoss 4.2.1 でのアップグレードはサポートされていないので、JBoss 5.1 をインストールすることをお勧めします。
  9. (インストーラーと共に提供される MySQL を使用する場合のみ)MySQL ルート管理者パスワードを設定し、オプションとして MySQL ポート番号を入力します。この画面は、「MySQL の自動オプションを含める」が選択されている場合のみ表示されます。

    注意: MySQL ではユーザー名またはパスワードに特殊文字とスペースを使用できません。このパスワードは、今後の参照用に記録しておいてください。
    • ポート番号が未使用であることを確認するには、「テスト」をクリックします。ポートが使用可能な場合は、緑のチェックマークが表示されます。ポートが使用中の場合は、赤の X が表示されます。

    • ポートが使用中の場合は、新しいポート番号を入力して処理を繰り返し、使用可能なポートを見つけてください。「リセット」をクリックすると、ポートのボックスにデフォルトのポート番号である 3306 が入力されます。

  10. JBoss Application Server 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。

  11. インストーラーと共に提供される MySQL を使用する場合のみ)MySQL 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。この画面は、「MySQL の自動オプションを含める」が選択されている場合のみ表示されます。

  12. LiveCycle 使用許諾契約書を読み、同意する場合は「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。

  13. プリインストールの概要を確認して、「インストール」をクリックします。インストールプログラムによりインストールの進行状況が表示されます。このプロセスは、完了するまでに数分かかります。

  14. リリースノートを確認して「次へ」をクリックします。

  15. インストール完了画面で、次のいずれかのオプションを選択します。

    • サービスパックの更新が必要ない場合は、「Configuration Manager を起動」が選択されていることを確認し、「完了」をクリックします。

    • サービスパックの更新が必要な場合は、「Configuration Manager を起動」オプションの選択を解除し、「完了」をクリックしてインストーラーを終了します。

    注意: Configuration Manager を起動」の選択を解除し、インストーラーを終了すると、[LiveCycle root]¥configurationManager¥bin にある ConfigurationManager.bat ファイルを使用して、Configuration Manager を後で実行できます。