operation

signData オブジェクトと組み合わせて使用するときに電子署名操作を実行するように指定するか、traverse オブジェクトと組み合わせて使用するときにオブジェクトをリンクするかを指定します。

構文

Reference_Syntax.signData.operation = "sign | verify | clear"

- または -

Reference_Syntax.traverse.operation = "next | up | down | left | right | back | first"

文字列

電子署名の場合(signData オブジェクトを使用):

  • sign

  • verify

  • clear

送信する XML データに XML 署名を追加します。この操作では、アプリケーションのアクティブな文書は変更されません。

  • verify

  • clear

XML 署名を検証します。検証が失敗すると、送信プロセスがキャンセルされ、アプリケーションから送信失敗の原因を示すメッセージが発行されます。この操作は、署名の作成またはクリア前に実行されます。

  • clear

送信する XML データに XML 署名がある場合は、この署名を削除します。この操作では、アプリケーションのアクティブな文書は変更されません。また、この操作は署名の作成前に実行されます。

オブジェクトのリンクの場合(traverse オブジェクトを使用):

  • next(デフォルト)

ユーザーが Tab キーを押したり、固定幅フィールドに最後の文字を入力したりした場合に使用されます。ただし、フォームを読み上げる場合、スクリーンリーダーは次のリンクの同じチェーンにわたって読み上げます。デフォルトでは左から右、上から下の順です。

次のリンクのチェーンにボイラープレートオブジェクトを含めることはできますが、これらのオブジェクトへの入力フォーカスは許可されません。そのため、フォーカスを次のフォームオブジェクトに移動する場合、入力フォーカスが許可されるオブジェクトに到達するまでタブ操作が繰り返されます。フォームデザインに無限ループが存在しないことを確認してください。

このプロパティは、コンテナがサブフォームまたはサブフォームセットである場合にのみ使用されます。コンテナが入力されると、リンクはフォーカスされたオブジェクトを参照します。実際には、コンテナはこのリンクを使用してフォーカスを委任します。デフォルトでは、このコンテナの子になる最初のコンテナで、上から下、左から右の順です。

バージョン

XFA 2.4