この例は、実行時にフォームの入力者のインタラクションに応答して、フォーム上のサブフォーム、フィールドおよび入力可能な領域の背景色を変更する方法を示しています。
この例では、ボタンをクリックすると、関連付けられているオブジェクトの背景色が変わります。
注意: 実行時にオブジェクトの背景色を操作するには、Acrobat ダイナミック XML フォームファイルとしてフォームを保存する必要があります。
このスクリプティング例とその他の情報については、LiveCycle デベロッパーセンターを参照してください。
サブフォームおよびテキストフィールドの背景色のスクリプティングサブフォームおよびテキストフィールドの背景色を設定するには、fillColor メソッドを使用します。例えば、次の行はサブフォームのスクリプトです。
Subform1.fillColor = "17,136,255";
次の行は、テキストフィールドの背景色のスクリプトを構成しています。
Subform1.Name.fillColor = "102,179,255";
Subform1.Address.fillColor = "102,179,255";
Subform1.City.fillColor = "102,179,255";
Subform1.State.fillColor = "102,179,255";
Subform1.ZipCode.fillColor = "102,179,255";
Subform1.Country.fillColor = "102,179,255";
入力可能な領域の背景色のスクリプティング各テキストフィールドの背景色または入力可能な領域を設定する場合は、番号記号(#)を含む参照構文の式を必要とするプロパティにスクリプトからアクセスする必要があります。JavaScript では参照構文の式の番号記号(#)を正しく解釈しないので、スクリプトでは resolveNode メソッドを使用して式を解決します。
xfa.resolveNode("Subform1.Name.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
xfa.resolveNode("Subform1.Address.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
xfa.resolveNode("Subform1.City.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
xfa.resolveNode("Subform1.State.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
xfa.resolveNode("Subform1.ZipCode.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
xfa.resolveNode("Subform1.Country.ui.#textEdit.border.fill.color").value = "153,204,255";
「すべてをクリア」ボタンのスクリプティング「すべてをクリア」ボタンのスクリプトでは、remerge メソッドを使用してフォームデザインとフォームデータを再結合します。この場合、このメソッドはフィールド、入力可能な領域およびサブフォームを効率的に元の状態に戻します。
xfa.form.remerge();
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