Designer で演算やスクリプトを作成する場合は、スクリプトを追加するオブジェクトが、実際には基盤となる XML フォームアーキテクチャの XML オブジェクトとして定義されていることを頭に入れておく必要があります。したがって、オブジェクトライブラリパレットの「標準」タブには様々なオブジェクトが含まれていますが、これらの多くのオブジェクトは同じ XML オブジェクトによって定義されています。このため、使用できる様々なスクリプティングプロパティやスクリプティングメソッドは、オブジェクトライブラリパレットのオブジェクトではなく、XML オブジェクトの定義に基づいています。
オブジェクトライブラリパレットの「標準」タブに含まれるオブジェクトで、同じ基盤の XML オブジェクト定義に基づくものは、共通のプロパティとメソッドのセットを使用します。スクリプティングオブジェクトセクションを参照すると、対応する基盤の XML オブジェクトに基づくプロパティとメソッドのセットを確認できます。また、基盤の XML オブジェクト定義ごとに、特に Designer オブジェクトの外観を制御する子オブジェクトが含まれています。
例えば、Designer の日付/時間フィールドオブジェクトで使用可能なプロパティとメソッドを参照する場合は、field オブジェクトから開始します。日付/時間フィールドの外観を制御する、対応する XML オブジェクトを参照する場合は、dateTimeEdit オブジェクトを確認してください。
次の表に、Designer のオブジェクトライブラリパレットの「標準」タブに表示されるオブジェクトと、対応する XML フォームアーキテクチャオブジェクトの対応関係を示します。
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