スクリプティングサンプル

スクリプティングサンプルを使用すると、FormCalc および JavaScript 言語によるスクリプト記述を体験できます。スクリプトをボックスに入力し、ボタンをクリックすると、そのスクリプトを実行できます。サンプルには、スクリプトに使用できる様々なフィールドタイプが含まれています。

このサンプルには Scripting.pdf というファイルが含まれます。ユーザーが情報のやり取りをするフォームデザインとフォームは Forms フォルダー内にあります。

スクリプティングサンプルを実行するには

  1. ¥JA¥Samples¥Forms¥Scripting¥Forms にある Scripting.pdf というフォームを、Acrobat または Adobe Reader で開きます。

  2. 「ここにスクリプトを入力してください」フィールドにスクリプトを入力します。

  3. スクリプトに必要な項目を入力します。

  4. 適切なボタンをクリックして、スクリプトを実行します。出力は「結果」フィールドに表示されます。必要に応じて、これらの結果を別のフィールドに割り当てることができます。

  5. スクリプトを実行したら、「フィールドをクリア」をクリックして、スクリプトを再実行するか変更します。

    簡単なスクリプトを試すには、以下のいずれかのサンプルを使用します。

JavaScript

if (NF1.rawValue < NF2.rawValue) 
    NF3.rawValue = 0 
else 
       NF3.rawValue = NF1.rawValue - NF2.rawValue

FormCalc

if (NF1 < NF2) then 
    NF3 = 0 
else 
    NF3 = NF1 - NF2 
endif

両方のスクリプトで数値フィールド「NF1」、「NF2」および「NF3」を使用します。ユーザーが「NF1」および「NF2」フィールドに数値を入力し、スクリプトによって減算(NF1-NF2)が実行されます。その差が「NF3」フィールドに表示されます。結果が負の場合は、「NF3」の値が 0 に設定されます。