パスワードフィールドとスクリプトを使用すると、フォームに対するアクセスを制御することができます。パスワードフィールドには次のような多くのオプションがあります。
ユーザーが入力したデータをマスクする文字を指定できる文字マスキングオプション。パスワードフィールドにパスワードがそのまま表示されることはありません。
編集パターン。実行時にパスワードフィールドにデータを入力するための構文を表します。
検証パターン。実行時にユーザー入力を検証するために使用されます。
パスワードフィールドが必須か、推奨か、任意かを指定し、推奨された値または必要な値を入力するようにユーザーに通知するメッセージを含める設定。
注意: 情報の取得とフィールドへの文字の表示は、視覚的な目的のためだけのものです。フィールドの値をプログラミングインターフェイスから隠したり、データの送信時に値を隠したりする試みは行われません。情報の安全性を確保したい場合は、セキュアリンク(SSL など)を使用して、送信時にデータを暗号化する必要があります。
インタラクティブフォームでパスワードフィールドを追加するにはオブジェクトライブラリパレットで標準カテゴリをクリックし、フォームデザインにパスワードフィールドオブジェクトをドラッグします。
レイアウト、フォント、段落および境界線パレットを使用して、パスワードフィールドのプロパティを設定します。
パスワードの検証に使用する検証パターンと、パスワードが有効な形式でない場合に表示されるメッセージを追加します。
(オプション)デフォルトのマスキング文字を変更します。
必要に応じて連結情報を追加します。
フォームデザインを保存し、テストを行います。
パスワード表示文字を変更するにはユーザーがパスワードを入力したときにデフォルトで表示されるパスワード表示文字は、アスタリスク記号(*)です。この記号は、オブジェクトパレットの「フィールド」タブにある「パスワード表示文字」オプションで変更できます。
オブジェクトパレットの「フィールド」タブをクリックして、「パスワード表示文字」でデフォルトの記号(*)を選択し、代わりの文字(例えば #)を入力します。
入力形式と検証メッセージを指定するには実行時にユーザー入力を検証するために使用する検証パターンと、形式が有効なパターンでない場合にパスワードを再入力するようにユーザーに通知するメッセージを含めることができます。ユーザーが新しいパスワードを入力すると、検証パターンとの比較が行われます。パターンが一致していない場合にメッセージが表示されます。
検証パターンのメッセージには、データソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。このオプションにより、ユーザーが確実に有効な値をフィールドに入力するようにできます。 オブジェクトパレットの「値」タブをクリックして、「検証パターン」をクリックし、次の操作を実行します。
実行時にエラーメッセージを生成するには、「エラー」を選択します。
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