デフォルトでは、すべてのセルはテキストオブジェクトに設定されています。テキストオブジェクトは、ユーザーが編集できない読み取り専用のテキストです。テキストオブジェクトでは、次のような操作ができます。
セルを、数値フィールドやテキストフィールドなど別の種類のオブジェクトに変更できます。次のように、テーブルを使用してフォーム全体をレイアウトできます。
セルをデータの送信、Web サービス操作やデータベースクエリの実行、電子メールデータの送受信を行うボタンにすることもできます。
セルをサブフォームにすることもできます。サブフォームはコンテナとしての役割を持ち、その中にフィールド、ボイラープレートオブジェクト、別のサブフォームなど、各種のオブジェクトを含めることができます。また、サブフォームはオブジェクトを相対的な位置に配置する場合にも便利で、構造を組み立てます。セルがサブフォームである場合、このセルに複数のオブジェクトを含めることができます。例えば、サブフォームであるセルに 2 つのボタンを含めることができます。
セルをテキストオブジェクト以外のオブジェクトにすると、フォームデザイン上のオブジェクトとは異なる動作をします。例えば、セルのテキストフィールドオブジェクトではキャプションが「なし」に設定されています。
セルを別の種類のオブジェクトに変更するには、次の方法があります。ただし、その結果は、セルに含まれているオブジェクトの種類と変更後のオブジェクトの種類に応じて異なります。
種類リストまたはオブジェクトライブラリパレットで選択したオブジェクトおよびセルに含まれているオブジェクトに応じて、既存のオブジェクトが新しいオブジェクトに置き換えられます。セルをサブフォームに変更すると、セルに含まれていたオブジェクトは既にサブフォームに含まれています。例えば、セルにテキストフィールドが既に存在していて、種類リストから「サブフォーム」を選択した場合、Text Field はサブフォームに含まれます。セルにテキストフィールドが既に存在していて、種類リストから「数値フィールド」を選択した場合、テキストフィールドが数値フィールドに置き換えられます。
テーブルの外側にあるフォームデザインの既存のオブジェクトをセル内にドラッグします。これで、オブジェクトの外観が保持されます。例えば、形式設定した電話番号フィールドをセル内にドラッグした場合、フィールドのサイズとキャプションが保持されます。
テーブルの外側にあるサブフォームオブジェクトをクリックしてセルにドラッグした場合、セルのコンテンツがサブフォームオブジェクトに置き換えられます。
注意: セルをテキストフィールドに変更した場合、オブジェクトパレットの「セル」タブで「複数行」オプションを選択し、複数行のテキストを表示できます。
オブジェクトパレットの「セル」タブにある種類リストを使用してセルを別の種類のオブジェクトに変更するには
セルを選択します。テーブル、行、列、セルまたはセクションを選択するにはを参照してください。
オブジェクトパレットの「セル」タブをクリックし、種類リストから別の種類のオブジェクトを選択します。
オブジェクトライブラリパレットからオブジェクトをドラッグして、セルを別の種類のオブジェクトに変更するには
オブジェクトライブラリパレットのオブジェクトを、表示先のセル内にドラッグします。
フォームデザインからオブジェクトをドラッグして、セルを別の種類のオブジェクトに変更するには
フォームデザインで、テーブル外にある既存のオブジェクトを表示先となるセル内にドラッグします。