証明書失効リスト(CRL)または Online Certificate Status Protocol(OCSP)の応答を指定したり、タイムスタンプサーバーを指定したりするには、このダイアログボックスを使用します。
このダイアログボックスを表示するには、次のいずれかの操作を行います。
署名フィールドを選択して、オブジェクトパレットの「署名」タブをクリックし、「設定」をクリックします。次に「署名情報」をクリックします。
送信ボタンを選択して、オブジェクトパレットの「送信」タブをクリックし、「送信時に署名」が選択されていることを確認します。次に「設定」をクリックし、「署名情報」をクリックします。
電子メールまたは HTTP の送信ボタンを選択して、オブジェクトパレットで「送信時に署名」が選択されていることを確認します。次に「設定」をクリックし、「署名情報」をクリックします。
- タイムスタンプサーバーの URL
- このオプションは、署名フィールドだけに表示され、タイムスタンプサーバーの URL を指定します。タイムスタンプは、ドキュメントまたはデータが署名された日付と時刻を示します。外部サーバーを使用してタイムスタンプを電子署名に追加すると、ドキュメントがいつ署名されたかという疑問を取り払うことができます。Acrobat または Adobe Reader は、次の優先順位でタイムスタンプサーバーを選択します。
セキュリティ設定コンソールで設定されたタイムスタンプサーバーを使用します。
デジタル ID の拡張として表示されるタイムスタンプサーバーを使用します。
指定されたタイムスタンプサーバーを最初に使用します。
- 署名者に指定したタイムスタンプサーバーを使用するよう求める
- このオプションは、署名フィールドだけに表示され、ドキュメントの署名時に Acrobat によってタイムスタンプが電子署名に追加されるようにします。このオプションを選択すると、Acrobat または Adobe Reader はタイムスタンプサーバーを選択しますが、有効なタイムスタンプが返されない場合は、署名は失敗し、署名は作成されません。このオプションを選択しないと、Acrobat または Adobe Reader はタイムスタンプサーバーを選択しますが、有効なタイムスタンプが返されない場合も、署名は続行します。
- 署名時に CRL または OCSP 応答を含める
- ドキュメントまたはデータに署名するときに、証明書失効リスト(CRL)またはオンライン証明書状態プロトコル(OCSP)の応答を署名に含めます。署名者は適切なサーバーから CRL または OCSP の応答を取得できるよう、インターネットにアクセスできる必要があります。
- 署名を続行するために求める
- 署名を続行するには、CRL または OCSP の応答が必要です。
- ローミング ID サーバーの URL
- 署名者がドキュメントまたはデータへの署名に使用する電子証明書が格納された Web サービスを参照します。
- 指定した URL サーバーだけに署名を制限する
- 指定したサーバーで Acrobat によって証明書が検索されるようにします。このオプションを選択しないと、サーバーは単なる推奨サーバーになり、指定したサーバーを使用できない場合には、Acrobat は使用可能なそれ以外の証明書を使用できます。そのサーバーが使用可能な場合は、不要であっても証明書を使用しなければなりません。特定のローミング証明書サーバーが不要な場合、Acrobat は場所にかかわらず任意のデジタル ID を使用します。
|
|
|