ライブラリパレットの管理

オブジェクトライブラリパレット

このパレットでは、カテゴリの追加、既存のカテゴリの名前変更、カテゴリ間でのオブジェクト移動、パレットからのカテゴリ削除を実行できます。また、独自のオブジェクトを作成してカテゴリに追加することもできます。各カテゴリは、ファイルシステムのフォルダーに対応しています。

オブジェクトライブラリパレットにカテゴリを追加するには

  1. オブジェクトライブラリパレットメニューの「グループの追加」を選択します。

  2. カテゴリ名を入力し、「OK」をクリックします。オブジェクトライブラリパレットにカテゴリを追加すると、ファイルシステムにフォルダーが作成されます。

    新しいフォルダーの場所を表示するには、オブジェクトライブラリパレットのカテゴリをクリックして、オブジェクトライブラリパレットメニューの「グループプロパティ」を選択します。「場所」ボックスにフォルダーの場所が表示されます。

オブジェクトライブラリパレットからカテゴリを削除するには

  1. カテゴリメニューの「グループの削除」を選択します。

  2. 次のいずれかのタスクを実行します。

    • カテゴリを削除する場合は、「カテゴリとそのすべてのオブジェクトを削除」を選択します。

    • カテゴリを削除して、オブジェクトを別のカテゴリに移動する場合は、「カテゴリを削除し、オブジェクトを移動 :[カテゴリ名]」を選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

オブジェクトをオブジェクトライブラリパレットの別のカテゴリに移動するには

 オブジェクトライブラリパレットで、移動するオブジェクトを右クリックして、オブジェクトの移動先/[カテゴリ名] を選択します。

オブジェクトの追加と削除が可能なカテゴリだけが表示されます。

オブジェクトライブラリパレットの表示をカスタマイズするには

 以下の操作のいずれかまたは両方を実行します。
  • アイコンのサイズを変更するには、カテゴリメニューで表示/[アイコンサイズ] を選択します。

  • アイコンをソートするには、カテゴリメニューで表示/リストを選択します。

オブジェクトライブラリパレットのカテゴリについて権限を設定するには

  1. カテゴリメニューの「グループプロパティ」を選択します。

  2. 次のいずれかのタスクを実行します。

    • オブジェクトをカテゴリに追加できるようにするには、「オブジェクトの追加を許可する」を選択します。

    • オブジェクトをカテゴリから削除できるようにするには、「オブジェクトの削除を許可する」を選択します。

    • カテゴリにあるオブジェクトを変更できるようにするには、「オブジェクトの変更を許可する」を選択します。

オブジェクトライブラリパレットにオブジェクトを追加するには

  1. オブジェクトライブラリパレットで、オブジェクトの保存先とするカテゴリを選択します。

  2. オブジェクトをオブジェクトライブラリパレットにドラッグします。

  3. ライブラリオブジェクトの追加ダイアログボックスに、オブジェクトの名前を入力します。

  4. (オプション)オブジェクトの説明を入力します。

  5. 「OK」をクリックします。

    同一名のオブジェクトがこのカテゴリに存在する場合は、既存のオブジェクトを置き換えるかどうかを確認するプロンプトが Designer に表示されます。

    グループプロパティダイアログボックスで、一部のカテゴリについて、オブジェクトの追加、削除または変更の禁止が設定されている場合があります。新しいオブジェクトの追加が禁止されているカテゴリの場合、オブジェクトは、オブジェクトを最初に受け入れたカテゴリに追加されます。

オブジェクトライブラリパレットからオブジェクトを削除するには

  1. オブジェクトライブラリパレットで、オブジェクトの保存先とするカテゴリを選択します。

  2. オブジェクトを右クリックして、「オブジェクトをライブラリから削除」を選択します。

    グループプロパティダイアログボックスで、一部のカテゴリについて、オブジェクトの追加、削除または変更を禁止するように設定されている可能性があります。カテゴリで禁止されている場合は、オブジェクトを削除できません。

  3. オブジェクトの削除を確認するプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。オブジェクトがファイルシステムから削除されます。

オブジェクトライブラリパレットのオブジェクトの名前を変更するには

  1. オブジェクトライブラリパレットで、オブジェクトの保存先とするカテゴリを選択します。

  2. オブジェクトを右クリックして、「オブジェクト情報」を選択します。

    グループプロパティダイアログボックスで、一部のカテゴリについて、オブジェクトの追加、削除または変更を禁止するように設定されている可能性があります。カテゴリで禁止されている場合は、オブジェクトを削除できません。

  3. 「名前」ボックスに新しい名前を入力します。

  4. (オプション)「説明」ボックスに説明を入力します。

  5. 「OK」をクリックします。

同一名のオブジェクトがこのカテゴリに存在する場合は、既存のオブジェクトを置き換えるかどうかを確認するプロンプトが Designer に表示されます。

オブジェクトライブラリパレットのオブジェクトをデフォルトに戻すには

Designer では、お気に入り、標準、バーコードおよびカスタムのカテゴリにあるオブジェクトを、デフォルトのオブジェクトに戻すことができます。

重要: オブジェクトを元に戻すと、Designer のオブジェクトがすべて元に戻されます。削除したオブジェクトが元に戻されたり、元のオブジェクトと同じ名前のオブジェクトがすべて上書きされたりします。
 以下の操作のいずれかまたは両方を実行します。
  • すべてのカテゴリのオブジェクトを一度にデフォルトに戻すには、オブジェクトライブラリパレットメニューで「すべてのグループでオブジェクトをデフォルトに戻す」を選択します。

  • 1 つのカテゴリのオブジェクトをデフォルトに戻すには、お気に入り、標準、カスタムおよびバーコードのカテゴリのうちいずれかを選択します。その後カテゴリメニューで、「[カテゴリ名] オブジェクトをデフォルトに戻す」を選択します。

他のフォーム作成者やフォーム開発者とオブジェクトライブラリパレットのカテゴリを共有するには

オブジェクトライブラリパレットのオブジェクトは、他のフォーム作成者やフォーム開発者がアクセスできる共有フォルダーまたは Web フォルダーに配置して共有できます。

  1. 他のフォーム作成者やフォーム開発者がアクセスできる共有フォルダーまたは Web フォルダーを作成します。

  2. 共有するオブジェクトライブラリパレットの各カテゴリについてサブフォルダーを作成します。

  3. 既存の場所から新しい場所にオブジェクトをコピーします。

  4. Designer で、オブジェクトライブラリパレットで共有するカテゴリを選択します。

  5. オブジェクトライブラリパレットメニューの「グループプロパティ」を選択します。

  6. 「場所」ボックスに、手順 2 で作成した新しいカテゴリサブフォルダーの場所を入力または参照します。

  7. 「OK」をクリックします。

  8. 各カテゴリについて手順 4 ~ 7 を繰り返します。

他のフォーム作成者やフォーム開発者とオブジェクトライブラリを共有するには

オブジェクトライブラリのカテゴリとオブジェクトは、他のフォーム作成者やフォーム開発者がアクセスできる共有フォルダーまたは Web フォルダーに配置して共有できます。

既存のライブラリを使用して共有ライブラリを作成するには

  1. 既存のライブラリに対してカテゴリとオブジェクトの追加と削除を実行して、共有ライブラリで表示させる構造を作成します。

  2. 各カテゴリについて、オブジェクトライブラリパレットメニューの「グループプロパティ」を選択し、適切なユーザー権限を設定します。

  3. Designer がインストールされているディレクトリの Objects フォルダーを指定し、この Objects フォルダーとこれに属するすべてのサブフォルダーを、フォーム作成者や開発者がアクセスできる共有フォルダーまたは Web フォルダーにコピーします。

  4. 混乱しないように、Objects フォルダーにある LocalLibrary.xml ファイルの名前を変更します。例えば、名前を SharedLibrary.xml に変更します。

  5. 共有ライブラリを追加するにはの手順に従い、共有ライブラリを Designer に追加します。

既存のライブラリを使用せずに共有ライブラリを作成するには

  1. フォーム作成者や開発者がアクセスできる共有フォルダーまたは Web フォルダーを作成します。

  2. 共有フォルダー内で、共有するライブラリの各カテゴリについてサブフォルダーを作成します。

  3. 既存の場所から新しい共有場所にライブラリオブジェクトをコピーします。

    ライブラリ内のオブジェクトまたはカテゴリの現在の場所を表示するには、オブジェクトライブラリパレットのカテゴリをクリックして、カテゴリメニューから「グループプロパティ」を選択します。「場所」ボックスにフォルダーの場所が表示されます。
  4. フォームで、新しいオブジェクトライブラリファイルを作成します。Category_name はオブジェクトライブラリパレットのカテゴリタイトルとして表示される名前を、folder はそのカテゴリのオブジェクトが含まれるフォルダーの場所または相対パスを示します。

        <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
        <objectLibraryTabSet> 
            <tab name="Category_name" directory="folder" permission="adm"/> 
            <tab name="Category_name" directory="folder" permission="adm"/> 
            . 
            . 
            . 
        </objectLibraryTabSet>
  5. 新しいオブジェクトライブラリファイルを .xml というファイル名拡張子を付けて共有フォルダーのルートに保存します。

  6. 共有ライブラリを追加するにはの手順に従い、共有ライブラリを Designer に追加します。

共有ライブラリを追加するには

  1. オブジェクトライブラリパレットメニューで「共有ライブラリの場所」を選択します。

  2. 「場所」ボックスに、追加する共有ライブラリ用のオブジェクトライブラリファイルが格納されている共有フォルダーの名前を入力または参照します。

  3. 「OK」をクリックします。

フラグメントライブラリパレット

フラグメントライブラリでの表示は、フラグメント名の一覧表示にしたり、ファイル名などの詳細表示にしたりできます。また、選択したフラグメントのプレビューを表示することもできます。選択したフラグメントのプレビューは、フラグメントライブラリパレットの最下部に表示されます。

フラグメントライブラリは、ファイルシステム上でフォルダーとなっています。フラグメントライブラリを作成または削除するには、フォルダーを作成または削除します。フラグメントライブラリを作成したら、Designer で開くことができます。

フラグメントライブラリを開くには

  1. フラグメントライブラリパレットメニューで「フラグメントライブラリを開く」を選択します。

  2. フラグメントライブラリを選択します。

    • スタンドアロンバージョンの Designer を使用している場合は、フラグメントライブラリに対応するフォルダーを選択します。

    • Workbench に統合されている Designer を使用している場合は、フラグメントライブラリに対応する LiveCycle アプリケーションのフォルダーを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

フラグメントライブラリパレットの表示を設定するには

 フラグメントライブラリパレットメニューで表示を設定します。
  • フラグメントをリストとして表示するには、表示/リストを選択します。

  • フラグメントを詳細リストとして表示するには、表示/詳細を選択します。

選択したフラグメントをプレビューするには

 フラグメントライブラリパレットメニューで「プレビューペインを表示」を選択します。