Num2Time

エポック以降のミリ秒数が渡されると、時間文字列を返します。

構文

Num2Time(n [,f [, k ]])

パラメーター

パラメーター

説明

n

ミリ秒数を表す整数値。

n が無効な場合、関数はエラーを返します。

f(オプション)

時間形式文字列。f に対して値を指定しなかった場合、関数ではデフォルトの時間形式である H:MM:SS A が使用されます。

k(オプション)

ロケールの命名標準に準拠するロケール識別子文字列。k に対して値を指定しなかった場合、または k が無効な場合は、関数では環境ロケールが使用されます。

次のいずれかの条件が真の場合、関数は値 0 を返します。

  • 指定された時間形式が、関数で指定された形式と一致しない。

  • 関数のロケールまたは時間形式が無効である。

    情報が不十分でエポック以降の一意の時間を決められない(つまり、時間に関する情報が不足しているか不完全である)。

次に示す式は Num2Time 関数の使用例です。

戻り値

Num2Time(1, "HH:MM:SS")

イギリスのグリニッジでは 00:00:00、東京では 09:00:00

Num2Time(65593001, "HH:MM:SS Z")

アメリカのボストンでは、東部標準時(EST)13:13:13

Num2Time(65593001, "HH:MM:SS Z", "de_DE")

アメリカのボストンにいるスイスドイツ語ユーザーの場合は、13:13:13 GMT-05:00

Num2Time(43993001, TimeFmt(4, "de_DE"), "de_DE")

スイスのチューリッヒにいるユーザーの場合は、13.13 Uhr GMT+01:00

Num2Time(43993001, "HH:MM:SSzz")

スイスのチューリッヒにいるユーザーの場合は、13:13+01:00