構築ブロック

Correspondence Management Solution には 3 つの構築ブロックが含まれます。

  • Asset Composer 構築ブロック

  • Data Dictionary 構築ブロック

  • Expression Manager 構築ブロック

構築ブロックは、運用アプリケーションに使用する方法を説明したわかりやすい技術ドキュメントを含む、ソリューション固有の製品機能です。この構築ブロックは、Platinum Enterprise サポートプログラムで完全にサポートされています。

Asset Composer 構築ブロック

Asset Composer 構築ブロックには、アセットを作成し、複雑なデータ駆動型式(ルール)に基づいてドキュメントまたは動的フォームをレンダリングする API が用意されています。Asset Composer 構築ブロックには、ユーザーが通信アセットを作成し、カスタム通信を作成できるユーザーインターフェイスもあります。Asset Composer 構築ブロックは Expression Manager 構築ブロックを利用して、パーソナライズされた通信を生成するために含めたり除外したりする必要があるコンテンツ(テキストや画像など)を評価します。

Asset Composer 構築ブロックは次のユーザーインターフェイスから構成されます。

  • レターテンプレートを作成するエディター

  • テキスト、リスト、大量の番号設定を伴う入れ子のリストおよび要素が反復する動的なリストを作成するエディター

  • 画像をアップロードするユーザーインターフェイス

  • 条件を作成するエディター

  • テーブルをカスタマイズし、フラグメントをアップロードするユーザーインターフェイス

  • スペルチェッカー(テキストエディターで使用)

  • カテゴリとサブカテゴリを作成するエディター

  • レイアウトをアップロードするユーザーインターフェイス

  • 通信を作成ユーザーインターフェイス(ビジネスユーザーはこのユーザーインターフェイスを使用して、カスタム通信を作成できます)

Data Dictionary 構築ブロック

Correspondence Management Solution の重要な機能の 1 つは、バックエンドデータソースから入力としてデータを受信し、顧客対応で使用できることです。ビジネスユーザーはデータディクショナリを介して、バックエンドデータソースの情報を使用できます。基礎となるデータモデルの技術的な詳細情報を把握する必要はありません。

データディクショナリは、基礎となるデータ構造とその関連する属性を説明するメタデータの独立した表現です。データディクショナリはビジネス用語を使用して作成されます。また、基礎となるデータモデルの 1 つまたは複数にマッピングできます。

Data Dictionary 構築ブロックは次のパーツから構成されます。

  • データディクショナリを(手動、または XSD や他の準拠するデータモデルの読み込みにより)作成および保守するユーザーインターフェイス。

  • バックエンドデータソースと統合し、データディクショナリインスタンスをインスタンス化するサーバー側コンポーネント。

Expression Manager 構築ブロック

Expression Manager 構築ブロックは、Data Dictionary 構築ブロックまたはエンドユーザーから提示されるデータ値に基づいて計算を実行します。

Correspondence Management Solution は式の評価結果を使用して、テキスト、画像、テンプレートなどのアセットを選択します。その後に Asset Composer 構築ブロックを使用すると、完了した通信にアセットをアセンブルできます。