9.2 Web サーバーのインストール

次の手順では、WebSphere ND や WebSphere の基本的なアプリケーションサーバーとは別のノードに IBM HTTP Server をインストールする方法を説明します。Apache、Microsoft IIS および Sun Java System Web Server など、IBM でサポートされているその他の Web サーバーのインストールおよび設定について詳しくは、IBM の Web ページ「Web サーバー構成ファイルの編集」を参照してください。

注意: WebSphere Application Server Network Deployment を持っていること、および補助インストールファイルがローカルで使用できるようになっていることを確認してください。

最初に、インストールメディアを挿入するか、ファイルをローカルディレクトリにコピーする必要があります。

注意: この手順は、既存のインストールを置き換えて IBM HTTP Server の現在のバージョンをアップグレードする場合にも使用できます。
  1. インストールを開始するには、WebSphere Application Server Network Deployment インストーラーを含むディレクトリに移動して、次のうち該当するコマンドを入力します。

    • (Linux または UNIX)./launchpad.sh

    • (Windows)launchpad.bat

  2. Launch Pad から、「IBM HTTP Server 用のインストールウィザードを起動」を選択し、補助の抽出インストールファイルの最初の部分の場所を指定します。

  3. 「Welcome」画面で「Next」をクリックします。

  4. システムの前提条件確認画面で、「次へ」をクリックして「IBM の条件および IBM 以外の条件の両方に同意する」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. インストールディレクトリの場所を指定して、「Next」をクリックします。

  6. HTTP ポートと HTTP Administration ポートを指定して、「Next」をクリックします。

  7. (Windows)「Run IBM HTTP Server as a Windows Service」、「Run IBM HTTP Administration as a Windows Service」および「Log on as local system account」を選択します。

    注意: この選択には、ユーザー名とパスワードは不要です。特定のユーザーアカウントとパスワードの組み合わせを使用してこのサービスを実行するには、「Log on as a specified user account」を選択し、ユーザー ID とパスワードの情報を指定します。
  8. 「Startup Type」で、「Automatic」を選択し、「Next」をクリックします。

  9. ユーザー ID とパスワードを指定して、HTTP 管理サーバーを作成し、「次へ」をクリックします。

  10. IBM WebSphere Application Server Web サーバー定義のために IBM HTTP Server プラグインをインストールする」オプションのチェックを解除し、「次へ」をクリックします。

  11. インストール概要画面で選択内容を確認し、指定した内容を変更する場合は「戻る」をクリックします。「次へ」をクリックすると IBM HTTP Server のインストールを開始します。

    インストールの状況が表示された後、ウィザードに、インストールの成功を示す完了ステータスパネルが表示されます。

  12. Finish」をクリックします。