[appserverdomain]/config/config.xml ファイルを探し、そのバックアップコピーを作成します。
WebLogic Server Administration Console の「Domain Structure」で、Environment/Servers をクリックし、右側のウィンドウでサーバーの名前をクリックします。
「Configuration」タブをクリックし、「Server Start」をクリックします。
Change Center で、「Lock & Edit」をクリックします。
(FileNet 4.x の場合のみ)「Arguments」ボックスで、次のテキストを入力して「保存」をクリックします。
-Dwasp.location= <configuration files location>
例えば、デフォルトの FileNet Application Engine インストールを Windows オペレーティングシステムで使用する場合、次の Java オプションを追加します。
-Dwasp.location=C:/Progra~1/FileNet/AE/CE_API/wsi
[appserverdomain] フォルダーにある adobe-component-ext.properties ファイルを開きます(ファイルが存在しない場合は、ファイルを作成します)。
次の FileNet Application Engine JAR ファイルの場所を指定する、新しいシステムプロパティを追加します。
FileNet 4.x の場合、次の JAR ファイルを追加します。
FileNet 5.0 の場合、次の JAR ファイルを追加します
Jace.jar
javaapi.jar
log4j.jar
pe.jar
stax-api.jar
xlxpScanner.jar
xlxpScannerUtils.jar
注意: pe.jar ファイルは、デプロイメントで IBMFileNetProcessEngineConnector サービスを使用する場合にのみ追加します。新しいシステムプロパティには、次の構造を反映させる必要があります。
[component id].ext=[JAR files and/or folders]
例えば、デフォルトの FileNet Application Engine インストールを Windows オペレーティングシステムで使用する場合、次のシステムプロパティをファイルに追加します。その際、システムプロパティは新しい行に記述し、行中に改行を入れず、末尾で改行してください。
注意: 次のテキストには、改行が含まれています。このテキストを、このドキュメント以外の場所にコピーする場合は、新しい場所に貼り付けるときに改行を削除してください。
com.adobe.livecycle.ConnectorforIBMFileNet.ext=
C:/Program Files/FileNet/AE/CE_API/lib2/javaapi.jar,
C:/Program Files/FileNet/AE/CE_API/lib2/log4j-1.2.13.jar
(FileNet Process Engine Connector のみ)次の手順で、プロセスエンジンの接続プロパティを設定します。
テキストエディターを使用してファイルを作成し、次のコンテンツを 1 行で入力します。末尾で改行してください。
RemoteServerUrl = cemp:http://[contentserver_IP]:[contentengine_port]/ wsi/FNCEWS40DIME/
このファイルを WcmApiConfig.properties という名前で別のフォルダーに保存して、そのフォルダーの場所を adobe-component-ext.properties ファイルに追加します。
例えば、このファイルを c:¥pe_config¥WcmApiConfig.properties として保存して、パス c:¥pe_config を adobe-component-ext.properties ファイルに追加します。
注意: ファイル名では大文字と小文字が区別されます。
カスタム JAAS 設定ファイルが使用されている場合、次の行をカスタム JAAS 設定ファイルに追加します。
FileNetP8 {weblogic.security.auth.login.UsernamePasswordLoginModule
required authOnLogin=true;};
FileNetP8WSI {com.filenet.api.util.WSILoginModule required;};
FileNetP8Engine
{weblogic.security.auth.login.UsernamePasswordLoginModule required
authOnLogin=true;};
FileNetP8Server
{weblogic.security.auth.login.UsernamePasswordLoginModule required
authOnLogin=true;};
カスタム JAAS 設定ファイルが使用されているかどうかは、アプリケーションサーバーの start コマンドのプロパティ
-Djava.security.auth.login.config の値で識別できます。
(FileNet Process Engine Connector のみ)この FileNet Process Engine Connector をデプロイメントで使用する場合、設定に応じて次のいずれかの手順を実行します。
カスタム JAAS ファイルをデプロイメントで使用する場合、次の行をカスタム JAAS 設定ファイルに追加します。
FileNetP8 {com.filenet.api.util.WSILoginModule required;};
カスタム JAAS ファイルをデプロイメントで使用しない場合、テキストエディターを使用して次の内容を含むファイルを作成します。
FileNetP8 {com.filenet.api.util.WSILoginModule required;};
このファイルを jaas.conf.WSI として保存して、その場所を、WebLogic Server start コマンドに次の Java オプションとして追加します。
-Djava.security.auth.login.config=<JAAS file location>
例えば、このファイルを C:¥pe_config¥jaas.conf.WSI として保存して、次の Java オプションを追加します。
-Djava.security.auth.login.config=C:/pe_config/jaas.conf.WSI
config.xml ファイルを開き、管理対象サーバーのユーザードメインの <credential-encrypted> 値を探します。このエレメントに値が設定されていない場合は、手順 1 で作成した config.xml ファイルのバックアップコピーを開き、<credential-encrypted> 値をコピーします。
新しい config.xml ファイルに値を貼り付けてから、このファイルを保存して閉じます。
アプリケーションサーバーが現在実行されていない場合は、サーバーを起動します。実行されている場合は、サーバーを停止し、再起動します。
Web ブラウザーを開き、次の URL を入力します。
http://[host]:[port]/adminui
次のデフォルトのユーザー名とパスワードを使用してログインします。
ユーザー名:administrator
パスワード:password
サービス/LiveCycle ES3 Connector for IBM FileNet をクリックします。
必要なすべての FileNet リポジトリ情報を入力し、「リポジトリサービスプロバイダー」の下で「IBM FileNet リポジトリプロバイダー」を選択します。
オプションのプロセスエンジンサービスをデプロイメントで使用する場合、「プロセスエンジン設定」領域で「プロセスエンジンコネクタサービスを使用」を選択し、プロセスエンジンの各設定を指定します。詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックします。
注意: この手順で指定する資格情報は、IBM FileNet リポジトリサービスを後で起動するときに検証されます。資格情報が無効な場合はエラーが発生し、サービスは起動されません。
「保存」をクリックし、サービス/アプリケーションおよびサービス/サービスの管理に移動します。
次の各サービスの横にあるチェックボックスを選択して「開始」をクリックします。
IBMFileNetAuthProviderService
IBMFileNetContentRepositoryConnector
IBMFileNetRepositoryProvider
IBMFileNetProcessEngineConnector(設定されている場合)
サービスのいずれかが正常に開始されない場合は、Process Engine 設定を確認します。
次のいずれかの操作を行います。
FileNet Authorization サービス(IBMFileNetAuthProviderService)を使用して Workbench の Resources ビューで FileNet オブジェクトストアからコンテンツを表示するには、この手順を続行します。FileNet Authorization サービスを使用すると、デフォルトの LiveCycle 認証が上書きされるので、FileNet の資格情報を使用して Workbench にログインするように設定する必要があります。
LiveCycle リポジトリを使用するには、LiveCycle の上級管理者の資格情報(デフォルトは administrator と password)を使用して Workbench にログインします。この場合、手順 16 で指定した資格情報は、デフォルトリポジトリにアクセスするためにデフォルトの LiveCycle 認証サービスを使用します。
アプリケーションサーバーを再起動します。
Administration Console にログインし、設定/User Management/ドメインの管理をクリックします。
「新規エンタープライズドメイン」をクリックして、ドメイン ID と名前を入力します。ドメイン ID は、ドメインの一意の識別子です。名前は、ドメインの識別名です。
LiveCycle データベースとして DB2 を使用している場合、ID の許容される最大長は、1 バイト(ASCII)文字で 100、2 バイト文字で 50、4 バイト文字で 25 文字です(管理ヘルプの「エンタープライズドメインの追加」を参照)。
カスタム認証プロバイダーを追加します。
LDAP 認証プロバイダーを追加します。
LDAP ディレクトリを追加します。
「ディレクトリを追加」をクリックし、「プロファイル名」ボックスに一意の名前を入力して、「次へ」をクリックします。
「サーバー」、「ポート」、「SSL」、「バインド」および「ページに次の情報を入力」オプションの値を指定します。「バインド」オプションで「ユーザー」を選択する場合は、「名前」と「パスワード」フィールドにも値を指定する必要があります。
(オプション)必要に応じてベースドメイン名を取得するには、「BaseDN を取得」を選択します。完了したら、「次へ」をクリックします。
ユーザー設定を指定し、「次へ」をクリックし、必要に応じてグループ設定を指定して「次へ」をクリックします。
設定について詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックしてください。
「OK」をクリックして「ディレクトリを追加」ページを閉じ、もう一度「OK」をクリックします。
新しいエンタープライズドメインを選択し、「今すぐ同期」をクリックします。LDAP ネットワークのユーザーとグループ数および接続の速度によって、同期処理には数分かかる場合があります。
(オプション)同期のステータスを確認するには、「更新」をクリックし、「現在の同期の状態」列にステータスを表示します。
設定/User Management/ユーザーとグループをクリックします。
LDAP から同期されたユーザーを検索し、以下のタスクを実行します。
1 つ以上のユーザーを選択し、「ロールをアサイン」をクリックします。
1 つ以上の LiveCycle のロールを選択し、「OK」をクリックします。
「OK」をもう一度クリックして、ロールアサインを確認します。
ロールをアサインするすべてのユーザーについて、この手順を繰り返します。詳しくは、ページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックします。
Workbench を起動して、IBM FileNet リポジトリ用の次の資格情報を使用してログインします。
ユーザー名:[username]@[repository_name]
パスワード:[password]
これで、FileNet オブジェクトストアが Workbench の Resources ビューに表示されます。username@repository name を使用してログインしない場合、Workbench では、手順 16 で指定したデフォルトリポジトリへのログインが試行されます。
(オプション)Connector for IBM FileNet の LiveCycle サンプルをインストールする場合、Samples という名前の FileNet オブジェクトストアを作成してその中にインストールします。
Connector for IBM FileNet を設定したら、FileNet リポジトリを使用した Workbench の機能の設定について、LiveCycle 管理ヘルプを参照することをお勧めします。