4.2.2 一時ディレクトリ

一時ファイルは、一時ディレクトリに生成されます。生成された一時ファイルが、インストーラーの終了後も残る場合があります。これらのファイルは手動で削除することができます。

一時ディレクトリの場所は、Configuration Manager を使用した LiveCycle の設定およびデプロイ中に指定されます。

重要: オペレーティングシステムの一時ディレクトリが、準備ガイドに記載されている最小要件を満たしていることを確認してください。LiveCycle のドキュメント一式は http://www.adobe.com/go/learn_lc_documentation_10_jp から入手できます。

Linux でのインストールでは、インストールプログラムにより、ログインしているユーザーのホームディレクトリがファイルを格納するための一時ディレクトリとして使用されます。そのため、次のようなメッセージがコンソールに表示される場合があります。

WARNING: could not delete temporary file /home/<username>/ismp001/1556006

インストールが完了したら、次のディレクトリから一時ファイルを手動で削除する必要があります。

  • (Windows)環境変数で設定されている TMP または TEMP パス

  • (Linux または Solaris)ログインユーザーのホームディレクトリ

UNIX 系のシステムでは、root 以外のユーザーは次のディレクトリを一時ディレクトリとして使用できます。

  • (Linux)/var/tmp or /usr/tmp

  • (Solaris)/var/tmp または /usr/tmp