「秘密鍵証明書」には、ドキュメントへの署名や識別に必要な秘密鍵情報が格納されています。「証明書」は、信頼のために設定する公開鍵情報です。LiveCycle が証明書と秘密鍵証明書を使用する目的はいくつかあります。
Reader Extensions では、秘密鍵証明書を使用して、PDF ドキュメントで Adobe Reader の使用権限を有効にします(秘密鍵証明書を Reader Extensions で使用するための設定を参照)。
Acrobat での使用を目的として、信頼された発行者からの秘密鍵証明書のみを表示するように Rights Management を設定できます(Rights Management の表示設定の指定を参照)。証明書には共通名(CN)が存在する必要があります。
Signature サービスは、証明書と秘密鍵証明書にアクセスします。Signature サービスについて詳しくは、『サービスリファレンス』を参照してください。
LiveCycle では、Trust Store を使用して、証明書、秘密鍵証明書および証明書失効リスト(CRL)を保存および管理します。また、独立したハードウェアセキュリティモジュール(HSM)デバイスを使用して、秘密鍵を保存できます。