ここでは、Microsoft Windows Server 2003 オペレーティングシステム環境に固有の設定について説明します。
検索のための接続で接続プールを使用すると、必要なポート数を 50 %減らすことができます。これは、接続で常に特定のドメインの同じ証明書が使用され、コンテキストと関連オブジェクトが明示的に閉じられるためです。
接続プールを使用するための Windows Server の設定スタート/ファイル名を指定して実行をクリックし、「名前」ボックスに regedit と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディターを起動します。
次のレジストリキーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
レジストリエディターの右側のウィンドウで、TcpTimedWaitDelay という値の名前を探します。値の名前が表示されない場合は、メニューバーから編集/新規/DWORD 値を選択して名前を追加します。
「名前」ボックスに、TcpTimedWaitDelay と入力します。
注意: 点滅するカーソルと「新しい値 #」がボックス内に表示されない場合は、右側のパネル内を右クリックし、メニューから「名前の変更」を選択し、「名前」ボックスに TcpTimedWaitDelay と入力します。
MaxUserPort、MaxHashTableSize および MaxFreeTcbs の値について、手順 4 を繰り返します。
右側のウィンドウ内をダブルクリックし、TcpTimedWaitDelay 値を設定します。「表記」で「10 進」を選択し、「値のデータ」ボックスに 30 と入力します。
右側のウィンドウ内をダブルクリックし、MaxUserPort 値を設定します。「表記」で「10 進」を選択し、「値のデータ」ボックスに 65534 と入力します。
右側のウィンドウ内をダブルクリックし、MaxHashTableSize 値を設定します。「表記」で「10 進」を選択し、「値のデータ」ボックスに 65536 と入力します。
右側のウィンドウ内をダブルクリックし、MaxFreeTcbs 値を設定します。「表記」で「10 進」を選択し、「値のデータ」ボックスに 16000 と入力します。
重要: レジストリエディターまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、重大な問題が発生する場合があります。これらの問題を解決するために、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合があります。レジストリの変更はユーザーの責任で行ってください。
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