索引エントリでページ範囲を使用する

Adobe FrameMaker で索引エントリのページ範囲を作成する方法について説明します。

このトピックの内容

概要

「36-37」のようにページ範囲を使用して、複数のページの情報を示すことができます。

エントリ内にページ範囲を作成するには、開始ページと最終ページを示す 2 つのマーカーを手動で挿入して範囲を指定します。 また、同じマーカーテキストが同一文書の連続したページにある場合、FrameMaker で自動的にページ範囲を指定するように設定することもできます。 この自動設定ではエントリのページ範囲が「3, 4, 5」ではなく、自動的に「3-5」と表示されます。

索引エントリのページ範囲を手動で作成する

  1. 情報の開始位置に索引マーカーを挿入し、マーカーテキストの先頭に <$startrange> と入力します。例えば、ページ範囲の最初のページ番号は、<$startrange>Continental drift:fossil evidence と入力します。

  2. 情報の終了位置に索引マーカー(構造化文書の場合はマーカーエレメント)を挿入します。終了位置の索引マーカーは、マーカーテキストの先頭に <$startrange> ではなく <$endrange> を入力します。例えば、ページ範囲の最後のページ番号を作成するには、<$endrange>Continental drift:fossil evidence と入力します。

マーカーが両方とも同じページにある場合、ページ範囲は 1 つのページ番号として表示されます。

索引にページ範囲を自動的に作成する

  1. 索引の特殊テキストフローを含むリファレンスページを表示します。

  2. マーカーの種類で始まるスタイルが付いた段落の先頭に、<$autorange> という構成要素を入力します。

「索引」という種類のマーカーから生成されたエントリをページ範囲にまとめる場合、「IndexIX」というスタイルの付いた段落に <$autorange><$pagenum> という構成要素を含めます。