構造化文書で目次などのリストを生成する手順は、非構造化文書の場合と同じですが、別途で次の点に考慮する必要があります。
生成されたばかりのリストは構造化されていませんが、これに構造を追加できます。 生成リストが構造化されている場合は、再生成によって構造が失われます。 リストが最終的に完成するまでは、リストに構造を追加しないでください。
スクロールリストのアイテムは、生成するリストの種類によって異なります。 例えば、目次にはソース文書のエレメントスタイルとと段落スタイルが表示されます。段落スタイルはエレメントスタイルの後ろに表示され、段落タグの先頭には段落記号(¶)が付きます。参照リストの場合は、使用できる参照の種類が表示されます。
エレメントの中には、構造内でのエレメントの位置を示すコンテキストラベルが付いているものもあります。例えば、 <「Section」>
エレメントが他の <「Section」>
エレメントに含まれるとき、コンテキストラベルによって、どのエレメントが第
1、第 2、または第 3 レベルの節に相当するのかを識別できます。
コンテキストラベルが使用されているエレメントでも、ラベルの説明がない場合には、スクロールリストに <ラベルなし>
というエントリが表示されます。 上記の例では、「Section(<ラベルなし>)」は、文書内の第
4 レベル以下の <「Section」>
エレメントを表します。
1 つのエレメントに複数の段落が含まれているときは、最初の段落のテキストだけが生成リストに表示されます。 例えば、 <「Section」>
エレメントでは、通常最初の段落である「Head」が表示されます。
初めてリストを生成するときにテンプレートを使用しない場合、リストにはブック内にある生成された文書以外の最初の文書のマスターページのページレイアウトが使用されるので、すべてのエントリが同じ書式で表示されます。 リストにはソース文書からのエレメント定義も含まれます。