生成されたリストエントリにテキストを手動で追加する

Adobe FrameMaker で、生成されたリストエントリに手動でテキストを追加する方法について学びます。

特定のスタイルが付いた段落や、特定の種類のマーカーから生成されたすべてのエントリに、テキストを追加できます。例えば、ページ番号を角かっこ([ ])で括ることができます。

Figure 1. 目次内に追加された角かっこ
目次内に追加された角かっこ

追加のテキストを含むカスタムマーカーの種類を使用して、索引でのページ番号を様々な方法で表示することもできます。 例えば、次のような学術書の索引を生成する場合があります。

Figure 2. 索引に追加した任意のページ番号
索引に追加された任意のページ番号

これを行うには、2 つのカスタムマーカー、つまり、「ff」が後に付くページ番号の 1 つ、および「note」が後に続くページ番号の 1 つが必要です。 これらのマーカーには、「Indexff」や「IndexNote」などの名前を付けます。

索引を生成するときには、3 つのマーカーの種類(「索引」と 2 つの任意のマーカー)をすべて含めます。 索引を生成した後は、リファレンスページでこれらのマーカーの種類の特殊テキストフローを編集できます。

マーカーの種類

リファレンスページを編集する

結果

Indexff

<$pagenum> ff

15 ff

IndexNote

<$pagenum> note

15 note

次回に索引を生成すると、リファレンスページの変更が索引に反映されます。

索引エントリのカスタムページ番号を追加するには、以下の手順を実行します。

  1. 表示 > リファレンスページを選択し、リストまたは索引用の特殊テキストフローを含むリファレンスページを表示します。

  2. 表示する位置にテキストを入力します。 例えば、すべてのページ番号を角かっこで括る場合は、次のようにページ番号の構成要素を角かっこで括ります。<$paratext>[<$pagenum>]