DITA 特殊化

DITA 特殊化ダイアログを使用して、特殊な DTD を使用して基本ファイルを特殊化ファイルに自動的に変換する方法について説明します。

FrameMaker では、ユーザーが特殊化 DTD を入力した後に、ベースファイルを特殊化ファイルに自動変換する機能が用意されています。 変換を実行するには、次の操作を行います。

  1. 構造 > DITA > DITA 特殊化 を選択します。以下のような変換ダイアログが表示されます。

    Figure 1. DITA 特殊化ダイアログボックス
    DITA 特殊化ダイアログを使用して、基本ファイルを特殊化ファイルに自動変換

  2. ソースファイル(読み書きルール、EDD、テンプレートファイル)を指定します。 これらのファイルの指定はオプションです。ただし正しく特殊化を行うためには、これらのファイルを指定してください。

  3. 必要に応じて公開 ID を指定します。 公開 ID の指定はオプションです。

    Note: 公開 ID を指定しない場合、これらの特殊化ファイルから作成される XML ファイルは、他のシステムに対して移植性がない場合があります。 例えば、XML ファイルに含まれる DTD の絶対パスが他のシステム上では成立しない場合があります。
  4. 出力先フォルダーと、対応する出力ファイルの名前を指定し、「OK」をクリックします。

入力ファイルのサイズに応じて、変換には 2 分ほどかかります。

Note:構造化アプリケーションを新規作成」オプションを選択すると、システムは 構造化アプリケーション ダイアログを開きます。 ユーザーは必要なベースアプリケーションを選択します。 システムは次に、文書タイプと詳細設定を新規アプリケーションに自動的に追加します。
Note: 変換処理中にログが生成され画面に表示されます。