ブックファイルとは何か、Adobe FrameMaker の設定でブックファイルを長い文書としてどのように配置できるかを説明します。
ブックファイルには、ブックを構成する文書（章や付録のほかに、目次や別のブックなどの生成ファイルなど）のファイル名が含まれています。 各ファイルのファイル名と位置がブックファイルに追加され、リンクがファイルとブック間に作成されます。
また、フォルダーとグループを使用して、ブックを関連文書の階層設定に組み込むことができます。 フォルダーは、ブック内の階層レベルによって、章、節またはサブセクションとして機能します。 ブック内にさらに関連ブックを含めて、複雑な文書セットを構築することもできます。
ブック内の各ファイルのページや番号付けの設定もブックファイルに含まれています。 ブックの更新中に、FrameMaker はブック全体の番号の値を更新します。ファイルを作成し、生成されたファイルを更新することもできます。
ブックには、 .mif や .txt ファイルなど FrameMaker 以外の文書を含めることができますが、その処理は .fm ファイルとは異なります。
Adobe FrameMaker でのブック構築ワークフロー概要
ブックを作成し、作成したブックに文書を追加します。文書として、 .fm、 .xml、 .mif、または .book ファイルを使用できます。
必要に応じて、文書をフォルダーまたはグループに組み込みます。
巻、章、ページ、および段落の番号を設定します。
目次、表や画像などのリスト、索引などの生成ファイルを追加します。
ブックを更新します。
階層構造ブックを設定する
Adobe FrameMaker では、複数のブックを含めることができる階層構造ブックを作成できます。ファイルは、フォルダーまたはグループにまとめることができます。
A. ブックにファイルを追加する B. ブックにフォルダーを追加する C. ブックにグループを追加する D. ブックファイルを保存する E. ブックからファイルを削除する F. ブックを更新する G. 矢印キーでブックコンポーネントを移動する H. ファイル見出しテキストを表示する クリックするとアイコンが表示ファイル名に変わります。I. ブック内を検索する J. ブックの完全パスおよびブック名 K. 生成される FrameMaker ファイル －目次 L. .fm ファイル M. フォルダー N. ブックに含まれる .xml ファイル O. ファイルのグループ P. ブック内の .mif ファイル Q. フォルダーの複数のサブレベル R. ブック用のステータスバー