文書またはブックを保存

このトピックの内容

• 概要

• ブックを保存する

• 開いているすべての文書を保存する

• 文書を前回保存した状態に戻す

• 自動的にバックアップと保存を行う

概要

文書の保存には、現在の保存場所に同じ名前でそのまま上書き保存するか、別の場所に別の名前でコピーを保存する方法があります。 Hypertext Markup Language（HTML）、Extensible Markup Language（XML）、Rich Text Format（RTF）、Portable Document Format（PDF）など、様々な形式で文書を保存することができます。

文書またはブックに未保存の変更がある場合は、ステータスバーのページステータス表示部分にアスタリスク（*）が表示されます。

Figure 1. アスタリスクは未保存の変更内容があることを示します。

ドキュメントを保存するには、次のいずれかの操作を行います。

• 現在のファイル内の変更を保存するには、 ファイル > 保存を選択します。

• ファイルを別のフォルダーに保存したり、別の名前を付けて保存したりする場合は、 ファイル > 別名で保存を選択します。

ファイル > 別名で保存を選択した場合、またはファイルが保存されていない場合は、新しいファイル名と場所を指定します。ファイルを別の形式で保存する場合は、ドロップダウンメニューで形式を選択します。

「保存」をクリックします。「テキストのみ」形式を選択した場合は、文書内のテキストと表の保存方法を指定してください。

ブックを保存する

1. 次のいずれかの操作を行います。

   • 現在ディスク上にあるファイルを上書きする場合は、 ファイル > ブックを保存を選択します。

   • ファイルを別のフォルダーに保存したり、別の名前を付けて保存したりする場合は、 ファイル > ブックを別名で保存を選択します。

2. ファイル > ブックを別名で保存 コマンドを実行した場合、またはファイルが保存されていない場合は、新しいファイル名と場所を指定します。

開いているすべての文書を保存する

Shiftキーを押したまま、 ファイル > 開いている全ファイルを保存を選択します。

文書を前回保存した状態に戻す

ファイル > 前回保存した文書に復帰 を選択します。「OK」をクリックします。

自動的にバックアップと保存を行う

FrameMaker では、編集中の文書を自動的にバックアップおよび保存することができます。

1. 編集 > 環境設定を選択します。

2. 一般 環境設定で次の操作を行います。

   • 文書を保存するたびにバックアップファイルを作成する場合は、「保存時にバックアップを自動作成」を選択します。このオプションを選択すると、最新の変更が保存される前にファイルのコピーが作成されます。 バックアップファイルが存在する場合、そのファイルは新しいバックアップファイルで上書きされます。 バックアップファイルには、 .backupを選択します。

   • 定期的に自動保存ファイルを作成する場合は、「自動保存の間隔」を選択し、分単位の保存間隔をボックスに入力します。このオプションを選択すると、 ファイル > 保存 を選択します。自動保存ファイルには、 .auto を選択します。自動保存ファイルは、手動で保存を行ったときと、「前回保存した文書に復帰」コマンドを使用して保存中の状態に文書を戻したときに削除されます。

3. 「OK」をクリックします。